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晴れやかなる四十路へ!

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小説「精霊流し」読了


久しぶりに読書感想です。
原点回帰しまして、さだまさしサンの「精霊流し」です。
さだファンを自称しているにもかかわらず、
デビュー作を読んでいませんでした。

小説としては「解夏」を読んでからファンであり、
音楽については「北の国から」をはじめ、
かなり前から心に残っていたので、
いつから好きだったか記憶にございません。

「精霊流し」については、楽曲の方が印象に強く、
また、映画でもやっていたなぁ~と思っていました。
そしてタイトルから、
なんとなしに勝手に想像できるところがあるうえに、
なにより、本としては厚みがあって、
読書慣れしていなかった頃の私は、いつも躊躇していたのです。
今回、ようやく手にとることができました。

他の方のレビューを見てみると、泣ける!とのことで、
ストーリーはとても好きでしたが、
20年以上感涙したことのない私は、残念ながら泣けませんでした。

また、小説家デビュー作で自伝的小説と言うことで、
さださんのトークや番組に触れていると、
聞いたことがあるようなエピソードがあります。
私は、どこまでが真実で、どこまでがフィクションか、
心をくすぐられました。

しかしながら、最後の(朝山実氏の)解説まで読むと、
それは野暮だと書かれていて・・・、
あぁ・・・そうだなぁ~と思いを改めました。

事故や病、災害などで、
身近な人が命を落とすことは現実にあるわけで、
それに対して、否が応にも、哀しみが湧くものです。
「精霊流し」に故人への想いをのせる、それぞれのエピソードは、
やっぱり優しい眼差しをもって描かれていました。

そして時に相手を傷つけてしまう、すれ違いや諍いについても、
その原因は、確かな悪意というよりも、
立場の違いと浅慮だったりするのかなぁ~と思いました。


さてこれで、さだまさしサンの小説は、
6~7冊はを読んでいると思います。
中には、実体験が投影された作品も多かったと思います。

そして、さだまさしサンと言えば、
多額の借金を完済されたスゴイ人でもあります。
ファンとしては、たいへん失礼だと思うのですが、
いつか借金返済についても、そのご苦労とともに、
作品で読んでみたいなぁ~と思わずにいられないのでした。


by ambitious-n700 | 2019-05-22 13:34 | Comments(0)

井の頭自然文化園


神社巡礼をひと休みのなか、
久しぶりに趣向を変えて、動物園へ行きました。
上野、多摩は何度か行ったことがあるので、
いまだ入園をしたことがない井の頭自然文化園です。

敷地規模がそう大きくなさそうで、
なおかつ、際立って珍しい動物を聞いてなかったので、
いつも機会を逃していました。
しかしながら、今回初めて行ってみて良かったです。

私の心を掴んだのは、ハンザキことオオサンショウウオ、
次に、象のはな子がいた飼育舎、そして、平和祈念像ですね。
印象に残ったのが動物だけでないのは、
自然文化園たるゆえんでしょうか?
リスの行動展示やモルモットとふれあえるなど、
動物園としての工夫はされていますが、
園として、独自色が強いのは上記の三つだと思います。

オオサンショウウオは、
以前、水族館かどこかで見たことがあったと思いますけれども、
その大きさをゆっくりと感じ取れたのは、とても貴重でした。

そして、象のはな子は、
映画の題材にも起用された有名な象ですが、
主をなくした飼育舎に、その生涯が展示されていました。
生きている動物を見るのではなく、
動物園で愛された一頭の象の生涯に触れるという、
なかなか斬新な趣向です。
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その巨体に対しては狭いだろうと思われる飼育舎ですが、
人間の眼からすれば、充分にもの寂しさを感じる広さで、
なんだか心に残りましたね。

また、動物園の奥には彫刻展示があって、
北村西望氏の作品が展示されていました。

動物園に来て、彫刻を鑑賞するとは思いも寄らなかったのですが、
長崎の平和祈念像を作った方で、
そのアトリエと平和祈念像の原型等が展示されていました。
他にも数々の大きな彫刻があって、それらを間近で眺めれば、
迫ってくる存在感に、きっと何かを感じることができると思います。

そして都民なら、長崎まで行かなくても、
込められた平和への想いに触れることができることでしょう。

確かに、動物園として捉えれば、
大型動物や猛獣の類は見受けられません。
ですが、貴重なふたつの「ぞう」に触れることができる、
得がたいスポットだと思いました。

こちらは加藤清正公の像。
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こちらはリスの展示舎にて。
放し飼いのリスたちの中へ入れます。
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ヤマアラシ、カピバラ。
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by ambitious-n700 | 2019-05-16 11:15 | 旅・行楽 | Comments(0)

改元、御朱印ブームを思う


譲位および即位により御代替りが行われて、
令和の時代になりました。

天皇制は、いわゆる国家神道の流れにありますので、
あちらこちらの神社で奉祝の祭事があったようです。
それに伴って、限定の御朱印があったようですが、
これに長蛇の列ができてしまった所もあるようです。

私自身も、いままで御朱印を拝受してきましたから、
煌びやかで限定の御朱印が手にできるとなれば、
心が疼かないわけではありません。

混雑を予想しつつも、もしかしたら・・・との淡い期待を胸に、
令和になった5月1日に地域の神社へ参拝に行きましたが、
特別御朱印を待つ列が境内をぐるりと一周していました。
私の欲心は早々に折れてしまい、参拝のみで退散してきました。

また、各メディアでも伝わってきましたが、
御朱印がネットオークションに出され、
悲しいことに売買される事例もあるようです。

その行為の正邪は一目瞭然ですから、殊更に取り上げませんが、
もし、それを是と捉える方がいたら、考え直して欲しいものです。
その行為は誰のためなのか?自身がお金が欲しいためなのか?
また、資本主義社会にある信仰と宗教の位置づけはどうなのか?

少しでも考えて、モラルや良心を感じることができたならば、
自ずと答えは出るかと思います。

言葉にすれば、私も御朱印拝受の欲心の助けを借りて、
参詣の縁をいただいているわけですし、
地域の神社では、助かっている一面もあるかとは思います。

しかしながら、見つめなおして、
少欲知足、互譲の精神も大切にしたいと思うのです。

連休中、神職の方々は、さぞ大変だったことかと思いますので、
私自身は、しばらく労いの気持ちをもって、
参詣すれど、ひと月程度は御朱印拝受を自粛しようかと思うのでした。

by ambitious-n700 | 2019-05-10 12:31 | 時事 | Comments(0)