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晴れやかなる四十路へ!

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神社巡礼の記録37(国領神社)


春の陽気をゆっくり感じる暇もないほどに、寒暖差の激しい日が続きます。
そろそろ藤の花かなー?と思いまして、
以前、訪れた亀戸天神の他に藤棚のある神社を調べたところ、
国領神社の「千年乃藤」を知りました。
住まいから少し離れますが、調布の国領神社まで参詣してきました。

京王線「布田駅」の改札を出ると空にはひこうき雲、
調布飛行場が近いことがわかります。
雨あがりの清々しさを感じながら五分ほど小さい路地を歩くと、
国領神社に着きました。
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境内はさほど広くはなく、すぐそこに藤棚が目に入ってきました。

またネット調べで、ある程度は覚悟をしていたとはいえ、
前日の雨のためか、散ってしまった花が多く、
いやはや、間違いなく見頃が過ぎている姿をしていたのです。

来たるゴールデンウィークに「藤まつり」が開催されるようですが、
余計な心配をしてしまいます。
年々早まる季節の移り変わりに、気象異常を感じざるを得ません。

気を取り直して、まずは、手水舎でお清めをします。
拝殿に進んでは、二礼二拍手一礼にて神恩感謝を捧げます。
主祭神は、造化の三神の一柱である神産巣日神でございます。

こちらの神社の御由緒(変遷)は少し複雑なようで、
神仏分離令で今の形に改められたらしく、少し珍しいかも知れません。

参拝の後、社務所にて御朱印をお願いしました。

そして境内をゆっくり見て廻り、
なんとか良いアングルをと・・・考えながら、藤の花をカメラに収めました。
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今年は、桜も、ツバメも、藤の花も、
一週間ほど前倒しで、その季節が訪れたようでございます。

ここまで足を延ばしたにもかかわらず、
千年乃藤の見頃が過ぎていたことは、やはりちょっと悔しくて、
帰り際に、布田駅構内から見えた咲き誇るツツジを撮るのでした。
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by ambitious-n700 | 2018-04-27 16:48 | 神社仏閣 | Comments(0)

「余命10年」読了


小坂流加著「余命10年」読了しました。

名を聞いたことがなかった作家さんですが、
それもそのはず、刊行前に他界していらっしゃるようです。

進行の遅い不治の病を患った若い女性の想いが描かれていて、
一応フィクションではありますが、
自分の身に起きた出来事を、作品に投影したことは容易に想像できます。
ところどころ章の最後に字体を換えて記されている言葉は、
そのままに作者の偽りのない心情と、私は捉えました。

ストーリーの根幹は、女性ならではの友人関係や恋愛模様の心情です。

私も切ない恋愛小説を好む傾向があって、それなりに読んでいますが、
この作品では、私は・・・あぁー女性らしい思考だなぁ~っと感じ、
女流作家さんは女性ならではの矛盾が顕われるのかも知れないと思いました。

ネタバレになりかねませんが、既知の人が結婚をすると知って、
自分が結婚できずにいると、それを妬む気持ちが湧くことがあるとは思います。
しかし、その人との関係性によって、
妬むことなく一緒に喜べる場合があるようなのです。

もう私にはわかりません。

反するふたつの気持ちを同時に抱えるならまだしも、
あの人の結婚は喜べるが、この人の結婚は喜べないって、
女性らしい思考のような気がしてならないのです。

男性代表と言うのもおこがましいですが、
私は、親しい友人であろうと、親しくない知人であろうと、
どちらであろうと、ぜひとも頑張って・・・ご多幸を祈る・・・と軽い祝意を抱くまでです。
なぜなら、結婚して営む家庭生活は思うより大変だし、
私にはどうにもできない問題ですから、どこか冷めているのかもしれません。

村田沙耶香さんの作品でも感じたのですが、
「とりあえず」「その場だけ」の流すような会話をしておいて、
腹の中に負の感情を押し隠す描写は、気分の良いものでなく目を背けたくなりました。
一種の処世術かもしれませんが、私はめんどくさくて、とてもできません。

映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」でも、
「とりあえず」「その場だけ」を取り繕う行為はありましたけれども、
良いか悪いかはともかくとして、男性のそれは負の感情すら抱えていない、
楽観的で単純なもののような気がするのです。

また、女流作家さんの作品では、女性ならではの負の感情も描かれますが、
恋愛対象である男性の負の面はあまり描かれないように感じました。まぁ憧れですからね。

そして逆も然りで、男性作家さんの恋愛小説は、男性の情けない一面も描かれますが、
総じて理想の女性像が描かれている気がしたのです。
あぁ~だから、男性作家さんの恋愛小説の方が、
私は気持ちよく読めるのかぁ~っと、妙に納得してしまいました。

偏見のような男性論女性論になってしまいましたが、
私の女性観に一石を投じ、なおかつ、内容的にはやるせなく悲しい作品なのでございました。

先日、たまたま通りかかった出版の文芸社前で出会ったポスター。
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追記

「余命を知って大切に生きるか」or「余命を知らずに安穏に生きるか」

きっと、この二択ではなくて、

「余命を知らずとも、日々を大切に生きる」ことが肝要と思うのでありました。


まーそうはいっても・・・怠惰の虫がカオを出す・・・



by ambitious-n700 | 2018-04-22 11:15 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

『新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」アウトロー俳句』読了


『新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」アウトロー俳句』を拝読しました。
北大路翼氏が家元、屍派の俳句集です。
歌舞伎町を拠点にしていて、ざらついた心を詠んでいます。

俳句といえば花鳥風月を詠み、
その季節を感じて楽しむものと思っていましたが、
そこに、美とも醜とも云える人間臭さや悲哀を捻じ込んであります。

目新しい切り口と感じるのは、繁華街である歌舞伎町にいる人は、
きっとその多くが、いままで俳句を詠まなかったからでしょうか!?
まぁ私も、めったに詠むことはないのですけれども・・・

ストレスを発散させる場でもある繁華街ですから、
深いことを考えたくもないのは、わかる気がします。

しかしながら、そのストレスがモヤモヤした掴み所のないものであったなら、
句を読むことで、自身を冷静になって見直すことができるのかもしれませんね。
さらに、できた句を笑い飛ばせれば、
酒に逃げるより、良いデトックス効果があるかもしれないなーと思いました。


by ambitious-n700 | 2018-04-21 10:43 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』鑑賞

映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』鑑賞。

休みの日に、歯医者で親不知を抜いた後、
頬を痺れさせながら、映画館にて鑑賞して来ました。

エロ本界の第一人者、末井昭氏の半生を描いています。

幼少期に母親をダイナマイト心中で亡くしてから、独りだちするまで、
その苦労を苦労と思わせないような破天荒ぶりが見所でしょうか?

もっとエグイ表現があるのかと覚悟をしていたのですが、
思ったよりも、すんなりと鑑賞できました。

記憶に残ったのは、前田敦子さんのキスシーンやら、
尾野真千子さんの自傷性を含んだ卑猥な表情とか・・・かな?
男の役者さんでは、主人公を演じた柄本佑さんからして、
つかみ所がない感じが良かったと思います。

しかし、演技は良いとは思うのですが、
登場人物には、総じて思いやりに欠けるような印象を受けました。
愛し方がわからない、愛情のかけ方がわからない・・・とでも言いましょうか?
それでも、その身に寂寥感とエロだけは残り、
ある種の不器用な人間関係しか築けない、もどかしさを感じたのです。

幼いときに、しっかりと愛情を受けないと、
愛情のかけ方も、うまく身につかないのかも知れません・・・!?

そして『とりあえず』や『その場だけ』を繋いで行きぬく様は、
たくましくもあり、哀しくもあります。
将来や夢を描く余裕がないと言えばそれまでですが、
相手のことを慮る事を棚上げしてしまいますと、
騙すことに抵抗がなくなったり、都合が悪くなると逃げてみたり、
トラブルも増えるのではないのかなぁ~と思いました。

まぁ、同じような体験をしたいとは思いませんが、
数々の出来事を悲観的になることなく切り抜けるたくましさに、
自分には無いものを感じる映画ではありました。

by ambitious-n700 | 2018-04-20 17:31 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

神社巡礼の記録36(四ツ谷:須賀神社)


この度は映画「君の名は」聖地巡礼です。
須賀神社へ参詣して来ました。
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四ツ谷駅より徒歩10分程らしいです。
けれども私は方向だけを頼りに、迷いながらだったのでもう少しかかりました。
住宅街を抜けて、神社の南側、本殿の脇から境内に入りました。

稲荷社、三十六歌仙絵などを眺めながら、手水舎へ。
お清めを済ましてから、まずは本殿にて神恩感謝のお参りをしました。

さて、御朱印を授かろうと見渡すと、
賽銭箱の奥の棚にお守りとインターホンが目に入り、
御朱印は社務所まで・・・と記されておりました。

本殿は西を背に東向きに建てられており、
南側が私が入ってきた参道、北側に社務所がございました。
社務所でめでたく御朱印(書置き)を授かります。

そして、境内社の大国主命と稲荷社へご挨拶をして、
あの映画のシーンで出てきた階段を探します。
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本殿東側の表参道を戻るように神楽殿、鳥居と出ると、
小さな公園があり、その先に数名の人影が見えました。
近寄って見ると、まさにその階段がございました。

私もご多分にもれず、その風景を撮ったのですけれども・・・
みなさま、スマホ片手にシャッターを押していましたね。
一年以上前のロードショーでブームも落ち着いていましたから、
はるばる遠方から訪れたと思われる外国の方が多かったです。
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私はそのまま階段をトボトボ降りて、須賀神社の参詣を終えました。

当たり前ですが・・・運命的な出会いもなく・・・
誰とも、すれ違いませんでした・・・

このロケーションを切り取る監督のセンスは凄いと思いますが、
偶然にすれ違うことは、どうにも考えづらい場所だと思います。
近所に住むか用事がなければ、まず通らないような路地に思えました。

また、この記事を纏めるにあたって、あと調べで知ったことですが、
近くに服部半蔵の墓所と四谷怪談にゆかりの神社があるそうです。

どうせなら、もっとよく調べてから行けば良かったなーと思ったのでした。

by ambitious-n700 | 2018-04-13 16:14 | 神社仏閣 | Comments(0)

文スト特典小説「太宰、中也、十五歳」読了


先日、映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」を見た時に、
特典としてもらった小説を読み終えました。

感想として、文ストは映像の方がいいね、と感じました。
アクションシーンを描写するって難しいのですな。

特典で無料配布ですから、紙質の文句まで言いたくありません。
けれども、字の大きさが小さかったです。
ちょっと読みにくいなーと思っていたら、
アクションシーンの描写で、私はテンポ良く読み進められず、
間延びしてしまって、寝落ちしそうになってしまいました。

また、細かい丁寧な描写だと情景は理解できるのですが、
アクションシーンの描写については、
楽しく読ませるために、簡潔さとテンポも大切な要素かと思いました。

内容的には・・・ふむ、中原中也って・・・小林秀雄・・・と、
女性関係でトラブッた程度の前知識しかなかったのですが、
改めて調べてみると、なかなかどうして、困った人だったようですね。

その詩のセンスを生む繊細さと粗暴さに、
自らを御し切れなかったのかも・・・と思わせますな。

中原中也は享年30。
太宰治にいたっては、入水心中での死体発見が39歳の誕生日らしいです。

私は四十路をこえて・・・はてさて、何を残せているのだろう・・・ははは。


by ambitious-n700 | 2018-04-08 11:20 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

漫画『君たちはどう生きるか』読了!


漫画『君たちはどう生きるか』読了しました。
ベストセラーになっている吉野源三郎著作の漫画版です。
漫画は羽賀翔一さんですね。

とても良い本です。
なんでもっと早くに出会えなかったのだろうとの思いを抱きました。
個人主義やら貧困やら歴史やらを通して、
社会の捉え方と抱える矛盾をそのままに伝え、自我の形成を導きます。

私も、子の親として、育児をしながら感じ得た大切なことが、
ポンッと一冊に詰まってました。
長い時間と経験をつんで、ようやくわかってきた事柄だけに、
ちょっと悔しいくらいです。

社会と個人との関係性にも、当然に触れるわけですが、
以前に読んだアドラーの本とは違って、
子に語りかけるような親心が全編に込められています。
社会的な問題や矛盾も、強引に解明しようとせず、
ありのままを伝えていることが、また良かったと思います。

そのうえで、どう生きるか?

自分で考え、自分で行動する、
また、悩んで仕方が無いことは・・・悩まず覚悟を決めて・・・歩みを進める・・・

シンプルなことなのだけれども、
見失いがちのことのような気がしました。

思春期に読んで価値があり、親世代が読んでも価値がある、
普遍的で良い本だなぁーと素直に感心しました。


by ambitious-n700 | 2018-04-01 13:48 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)