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晴れやかなる四十路へ!

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初めての『ふるさと納税』


ふるさと納税って、聞いたことある人は多いと思いますが、
実際に活用している人は、どれ程いるのでしょうかね?

私自身、さほどの高額納税者でもないし、
その恩恵は少ないかと、大して気にも留めてなかったのですが、
その制度の仕組みを勉強して、ついに手を出してしまいましたよ。
疑義の残る、微妙な制度ではないかと思いながら・・・ね。

では、過熱しているらしい・・・「ふるさと納税」を、
私なりに、ひも解いてみたいと思います。
(※もし間違いがあったら、ご指摘してくだされば幸いです)

控除だ!控除だ!と言いましても、
今まで私に馴染みのあるのは、医療費控除と扶養控除ぐらいでした。
総所得から、その控除額を差引いて課税額を出す、
【所得控除】と呼ばれるものが大半ですね。

ですが、ふるさと納税って、
【所得控除】と【税額控除】を併せた制度らしいです。
【税額控除】の制度利用は少ないようですが、
税率をかけて算出した税額から、さらに差引く制度です。

ですから、納税者が自治体に支払う税額(住民税)に対して、
そのまま寄付金の額を、ほぼほぼ差引くわけでございます。

まぁ言い換えれば、寄付をしても、寄付をしなくても、
納税者の負担する総額は、ほぼほぼ変わらないのです。

そのうえ、寄付した自治体から返礼品が送られてくれば、
返礼品の価値の分だけ、納税者の生活は潤うわけです。

さらに言えば、換金性の高い返礼品は、いけないことになっていますが、
うまく換金できたとしたら、実質、減税とかわらないのです。


今年はTVCMなどが流れ、一段と注目されてますが、
どうしてあまり広報されなかったかと考えますと、
この制度が広まると、利害の反する人が出てしまうからと思われます。

そこで、ふるさと納税の制度導入で、立場と利害の違いを考えてみました。

仮に、A市在住の低額納税者Gさんが、
B町へふるさと納税として、限度額いっぱいの寄付をします。
B町は、Gさんへ相応の返礼品を贈ります。

また、A市在住の高額納税者Sさんが、
B町へふるさと納税として、限度額いっぱいの寄付をします。
B町は、Sさんへ高額返礼品を贈ります。

さらに、B町の返礼品を送る地元業者をXとして、
ふるさと納税サイトを運営している業者をYとします。

さて、ふるさと納税の制度を導入する前と後では、
その立場と利害はどうなるでしょう?

A市は、住民税の税収が減って「損」
B町は、寄付金として収入増で「得」

Gさんは、相応の返礼品がもらえて「少得」
Sさんは、高額の返礼品がもらえて「多得」

地元業者Xは仕事が増えて「得」
サイト運営業者Yも「得」となります。

ですから、損する自治体が出る以上は、配慮しなければカドが立ちますし、
制度利用できない非課税世帯の人たちには、そもそも関係ない話でもあります。

よって、全ての人の利益にはなっていないので、
一気に広まることもないと思われます。

ちょっとややこしい制度ですから、一般には理解していない人も多いようですが、
経理や税務関係の仕事をしている人は、むしろ、知らなければ務まらないわけで、
いちはやく制度を理解して、そそくさと利用している率が高いようです。

また、所得税の累進性とは反対に、
高額納税者の方が制度的な利潤が多くなり、逆進性があるといえます。
GさんよりSさんの方が、より高価な返礼品を手にすることができる訳です。

高額納税者は、妬まれたくもないので、
あまり声高に言わない心理もまた、働くかもしれません。

そして、ざっくりとお金の流れをまとめてみますと、
本来、住民票のある自治体(A市)へ入るはずだった税収を、
B町、業者(XやY)、納税者(GやS)は返礼品に変えて、
その益を分け合う制度のようです。

ふるさと納税制度によって、都市と地方の地域格差を減らしますが、
個人の貧富格差は、逆進性によって広がる制度と言えるかも知れません。


今回は制度の全体像を描くために、細かいことを省きましたが、
認められる控除額は、
寄付金額から二千円を引いた額(実質二千円と云われる所以)ですし、
所得によって、寄付の限度額が設定されていて、
住民票のある自治体へは、一定の税収が確保される配慮もあります。
そして何より、手続きが面倒だと言われれば、それまでです。

いままで私も利用していなかったので、エラそうな事は言えませんが、
情報弱者は、知らずに損をしているということかもしれません。

まだ制度利用していない納税者なら、一考の価値はあると思いますよ。
今年の所得に対しては、年内の寄付ですから、
ぜひとも、いそげー!?

by ambitious-n700 | 2017-12-25 11:44 | その他 | Comments(0)

神社巡礼の記録34(羽田神社)


先日、羽田空港へお迎えに行く用事がありまして、
少し時間を作って、羽田神社へ参詣してきました。

もちろん隣り駅の穴守稲荷神社にも惹かれたのですが、
羽田の総鎮守を先んじた訳でございます。

京急線「大鳥居」駅を下車して、徒歩5分程度です。
駅名の「大鳥居」はどこにあるのか、
見回したところで確認できませんでしたが、
調べてみると、かつては、
穴守稲荷神社に奉納された、大きな一の鳥居があったそうです。
現在は地名のみが残されて、
2駅先の弁天橋交番前に移設されたらしいです。

それはそれとて、羽田神社です。
ガラクタ公園の名称で親しまれる荻中公園を横目に通り過ぎ、
川崎大師へと続く大師橋のたもとに鎮座してございます。

開けた土地に見渡すことができる境内でした。

まずは鳥居をくぐり、手水舎で清めます。
朱が美しい拝殿前に進み、神恩感謝の二礼二拍手一礼を致しました。
そして授与所にて、御朱印を拝受。

それから境内をゆっくり見て周りましたが、
中でも夫婦擬宝珠が、印象的でした。

東日本大震災の時に、その擬宝珠をつけた燈篭が倒壊したそうですが、
幸いにもケガ人はなく、
また、そのふたつの擬宝珠が寄り添うようであったので、
祀られている夫婦神二柱(スサノオノミコト、イナダヒメノミコト)になぞらえ、
奉じられたそうです。

また、その奥に羽田富士と呼ばれる富士塚があり、
その他にいくつかの境内社がありましたが、
稲荷社が三座あって、稲荷信仰の強い地域性を感じましたね。
やはり穴守稲荷神社の影響でしょうか?
方々に祀られていた稲荷神を、こちらに遷座して迎えているようでした。

最後に記録として、社標を写真に収めたのでしたが、
なんと・・・罰当たりなイタズラが・・・!?
「田」に縦線を書き足して「由」に見えました。
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近くに行って確かめましたが、その縦線は彫られてはおらず、
焼き焦がしたか、汚すように書き足されていました。

とても残念な気持ちが湧くと同時に、
こんなことをして・・・モラルなき犯行者とはいえ、
自らひどい災禍を招いていないか、少し案じてしまうのでありました。


そして、羽田神社の参詣を済ましてから、近くの萩中公園へ行ってみました。
有名な子連れスポットとして、その名は知っていましたが、
ここにあるとは知りませんでした。

着いてみると大田区立の交通公園のようで、
小さい信号機や横断歩道・交差点などを設えた、
自転車練習用の模擬路地が、大きく場所をとっていました。

また、静態保存になりますが、
SLや都電の車両、トラック、消防車、モータボートなどがあり、
子供が運転席まで立ち入れるようになっているのは、楽しそうでしたね。
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我が子はすでに高校生になってしまいましたが、
幼少時に来ていたならば、きっと喜んだであろうと思う場所でした。

by ambitious-n700 | 2017-12-23 14:30 | 神社仏閣 | Comments(0)

原作「キノの旅Ⅰ」読了


原作「キノの旅Ⅰ」を読了しました。
時雨沢恵一氏の長きに渡ってシリーズ化しているライトノベルです。
2017年現在で21巻目まで続いているそうです。
名作と言われていることは知っていましたが、
アニメ化放送に伴い、再び、脚光を浴びています。
我が家でも、アニメをきっかけに息子と共に読んでみたわけです。

基本的には一話完結の短編連作で、
旅で訪れる場所ごとのエピソードが綴られています。
連作ならではの伏線や心理的背景もありますが、
何処から読んでも、概ね楽しめると思います。

そして、ルールや、何かに執着した人たちによる騒動の顛末に、
疑問を投げかける寓話的要素が多分にあります。

エンターティメント性と共に、何が正しいとも言明せず、
どこに歪みがあるのか、読者自らが考えさせられ、
そこがこの作品の魅力なんだろうとは思います。


しかしながら私は血生臭い描写は、ちょっと辟易してまして、
ライトノベルを若年層向けと既成概念があるからか、
グロテスクな描写の必要性が、私には分かりません。
ホラー映画よろしく、衝撃的な描写から、
不快以外の何を読み取れと・・・私には理解できないのです。

昨今は、テロや災害で、
凄惨なシーンも、現実に想定しないといけないのかもしれませんが、
物事をチカラで捻じ伏せる論理を助長しないか、ちょっと心配ですね。


私は一巻だけで、他の書に興味が移ってしまいましたが、
息子はシリーズを読み続けています。
確かに、何か少し心に残るエピソードとキャラクター、
そして、話のテンポの良さは、読者を楽しませるのだろうと思いました。

ちなみに先日、コラボカフェを見かけたので、
仕事上がりに単身で行って来ました。
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by ambitious-n700 | 2017-12-15 11:13 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

神社巡礼の記録33(練馬大鳥神社)


今年は三の酉までございました。
なんとか時間を作りまして、ピャーっと練馬の大鳥神社へ参ってきました。
二の酉は、夜の新宿花園神社に参詣しましたが、大変な混雑ぶりでした。
実は練馬の酉の市には、以前にも参詣したことがありますが、
その時は夜でしたので、やはりその人出の多さにゆっくりできませんでした。

今回は、ぜひとも御朱印を拝受すべく、
比較的に空いている正午前に参詣しました。
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練馬の駅を降りて、千川通りを渡ってすぐの立地です。
千川通りには、多くの提灯が飾ってありました。

鳥居をくぐって、まずは手水舎で清めます。
熊手やだるまの露天商が並び、
拝殿脇の神楽殿では雅楽の演奏がされていました。

私は拝殿前に進み、鈴を鳴らし神恩感謝をささげます。
その後、授与所で熊手と御朱印を授かりました。

また摂社と言っていいのかわかりかねますが、
石薬師如来の小さなお堂が同じ境内にあります。

こちらにも、線香をあげてご挨拶をしてきました。

神仏習合の名残か?民間信仰が強かったのか、ちょっと珍しいと思います。
吉原観音と吉原神社のような垣根を越えた、
大衆信仰の色が強い地域なのかもしれません。

和泉国の大鳥神社から天之日鷲命を勧請はしてますが、
練馬の地に降り立った三羽の鶴の霊を祀ったことが、
そもそもの始まりの神社だそうです。

どうやらあまり堅苦しくなく、
大衆の信仰心を、そのままに受けてきた場所のようです。

参詣後、しばらく練馬の街を歩きましたが、
夜に向けて、多くの露天商がその準備に追われていました。
私個人は混雑は苦手ですが、その賑やかさに、
こちらの神社がしっかりと地域に根ざしていることがわかるのでした。
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by ambitious-n700 | 2017-12-11 09:57 | 神社仏閣 | Comments(0)

「錦繍」読了


紫綬褒章も受けた宮本輝氏の「錦繍」を読了しました。
書評サイトから評価が高かったことと、
離婚した夫婦の往復書簡という設定で、興味が湧いて手に取りました。

書評や帯のキャッチコピーから、
深い愛があるらしい・・・と思われましたが、私にはよく分からなかったです。

「おとなの恋愛」とか言うと、不貞やら情事が絡むのが常なのでしょうか?
男性側の目線から見れば自業自得のような、
なるべくしてなってしまったような展開です。

そして火遊びに失敗しても、次から次へと女性が寄ってくるんですから、
モテない男性読者としては、妬みこそすれ同情はできかねます。

立場を変えて、振り回される女性目線に立ってみれば、
確かに不憫で、未練が断ち切れないまま、不遇な状況になりますが、
あまりに周囲の人(特に親)の気持ちを慮りすぎて、
自分の振る舞いに責任が持ててないような気がしました。
言わば、自業自得な所もあるわけです。

私には、もう、どこをどう感動していいのやらわからず、
涙とは程遠い本でした。

書簡(手紙)という形式でしたが、
それゆえに書きたいことを、ただ書きなぐっている節もあり、
今でならネット炎上ものの、相手に配慮のない言葉も散見され、
いくら元夫や元妻でも、
そこは触れずに墓場まで持っていこうよ!と思う箇所が結構ありました。

また、臨死体験からの死生観についても触れられますが、
概ね私が持つ死生観と類似していて、目新しいものはなく、
むしろ「業」という言葉を用いて、自己弁護しているようで残念でした。

どうなんでしょう?
厳しい言葉が並んでしまいますが、私の感性がズレているのでしょうかね?

書評が良かったものですから、期待のハードルをあげすぎたのか?
求めるものが厳しいのか?あまり良く感じませんでした。

まぁ、相性があるから、しっくりこないこともあるのでしょうね。
それは、人であろうと・・・本であろうと・・・ねぇ~!?

by ambitious-n700 | 2017-12-01 10:53 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)