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晴れやかなる四十路へ!

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「言の葉の庭」鑑賞

「言の葉の庭」鑑賞しました。新海誠監督作品です。

新海ワールドに浸ってみようと、DVDを借りました。
結果「君の名は。」の完成度の高さが、よくわかりました。

こちらの物語は至ってシンプルで、
なおかつ、演出もありがちな・・・と言っては失礼だが、ど定番。

私には目を伏せたくなるような、
歯痒くなるような、ムズムズする恋愛模様でした。

新海監督は、素直で純粋なロマンチストだと思いましたね。
ギリギリした世知辛い社会に、似つかわしくないような人物に思えます。

監督のインタビュー映像も入っていたのですが、
どうやら世界観や設定が先にあって、
登場人物に優しさを投げかけながら、
試練を与えて、物語を作りあげる手法のようですね。

作品を通して、ひとの良さが伝わってくるような気がします。

厳しいことを言えば、新海監督作品は、
背景がとても写実的で美しいのが特徴だと思いますが、
アニメらしい人物や動物が、少し乖離して見えてしまうのが、
ジレンマではないでしょうか?

また、情景描写と音楽で充分に魅力的なのですが、
本物の自然を目の前にした時の感動には、勝てない気もします。

日毎に太陽は昇り、そして、沈みますが、
私たちにとって、同じ日は二度とやっては来ません。

ふと見上げる空の表情も、その時だけの出会いのはずなのに、
日常の忙しなさに、美しさを見過ごしているのだなぁ~と思いました。

もっと空を見て、もっと自然に触れれば、
私のささくれ立った心も少しは癒されるかも知れないと、
思わせてくれる作品なのでございました。

そして、また新宿御苑をゆっくり散策に行きたくなりましたね。
少しばかりの入苑料はかかるのですけれども・・・
by ambitious-n700 | 2016-10-29 10:09 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

映画「君の名は。」を楽しむ

昨日、記しておかなければならない感動を味わってしまった。

大きなアクシデントは、
小さなミス(≒出来事)が重なって起きると、よく言われます。
悪いことに使われることが多い考え方ですが、
今回、私には小さな出来事が重なって、
思いがけない感動を受けることができました。


ことの始まりは、昨秋、とある映画会社の株券を購入したことです。
NISAの枠が余っていたことと、
映画鑑賞の株主優待券が得られる、ということで、
思春期になった我が子のためにも使えるかな?と思い購入しました。

そして時が流れて今夏、めでたく優待券が送られて来ました。
しかし使用できる映画館が限られていて、家族も利用することなく、
興味をひく上映作品が見つからないまま、使用期限が今月末に迫っていました。

どうしたものか?もったいないから、何か観ておきたいなぁ~と、
次の休みの上映スケジュールをチェックしていました。

すると今夏、話題となった「君の名は。」が、
遅まきながら、優待券が使用できる映画館でも上映することを知ります。

流行に疎い私は、TVCMで「君の名は。」の宣伝を見かけたことはありましたが、
昔あった有名なドラマのアニメ化か焼き直しだろう・・・と、気にも留めませんでした。

その後、どこかの映画賞をとってワイドショーが騒ぎ、
ようやく関係ない、まったく新しい作品だと知ります。
また、男女が入れ替わるという設定と聞いては、
ありがちなSF要素を用いたものは、さほど期待は持てないなぁ~っと思っておりました。

とはいっても、その騒ぎっぷりと興行成績を聞いては気になるもので、
何が良いのか?見てもいないのに判断はできませんから、
タダ同然の優待券だから、見に行こうかと軽い気持ちをもっていました。


そうこうしているうちに、先週【土曜日】、呑みの席がありまして、
「時間と宇宙のすべて」(アダム・フランク著)という本の話が出ます。
どのような本か知らない私は、
次の日【日曜日】に図書館のネット資料検索でチェックします。

すると、隣り駅の図書館に蔵書してあるらしく、
急くほどでもないが、機会があれば手にとって見ようかと思います。

そして日がかわり、休みの2日前【月曜日】になるのですが、
夕食後にガムを噛んでいたら、歯の詰め物が取れてしまいます。

おぉ~、マジかぁ~っ!

放っておいては良くないだろうし、歯医者の治療に時間を取られては、
映画を見れなくなるかもなぁ~と・・・少々がっくりとします。

しかし幸いなことに、今週は月に1度ある連休でしたので、
日をずらせば歯医者も映画も、なんとか予定が立つだろうと、
淡い期待とともに歯医者へ予約の電話をします。
これが連休前日の【火曜日】です。

そして、めでたく連休一日目【水曜日】に、
歯医者で治療を受けることができました。

治療は15分程度でしたが、我が子が中間試験で早帰宅のため、
この日に映画を観ている時間はありません。
また、転居前から世話になっている、かかりつけの歯医者ですが、
これが隣り駅にあるわけです。
ここで、若干の時間が出来た私は、
どうせ近くまで来たからと、前述の図書館へ寄ることになります。

そして「時間と宇宙のすべて」という本と、
思いのほか早くに、出会うことができたのです。

手にとって見ると、分厚くて難しそうな本です。価格もそれなり。
たとえ書店で並べてあったとしても、購入するには勇気のいる代物です。

まぁ図書館ですから、そんな心配をすることなく、興味のままに借りてきました。
そして夕食後に、パラパラと読み始めるのです。
ちょっと難しいですが、知らなかった事柄も教えてくれて、面白い内容です。

なかでも、アボリジニーの文化で「夢」と「宇宙」と「時間」の解釈は、
私もおぼろげに抱えていた認識と同じで、とても腑に落ちました。

ボリュームがありますから読了までには、
まだまだ、とっても時間がかかりそうですがね。


連休2日目【木曜日】は、映画を見るぞと、
上映時間に合わせて、仕事へ行くより早くに家を出ます。
移動中の読書に、その借りた本もキチンと持参して・・・。

向かった先は渋谷。家から小一時間です。
2日前に調べてあった上映開始時間は、9時10分からのはずでした。

ところが、映画館に着いてみると9時50分から上映のようです。
珍しいことですが、週の半ばで上映スケジュールを変えたのでしょうか?
はたまた、単純に私の記憶違いだったのか?定かではありませんが、
仕方がありません。40分ほどの時間を持て余すことになります。

窓口でチケットの手続きを済ませて、
開場時間まで、私は近所を散策に出かけます。
と言っても、ゲームアプリの「ポケモンGO」片手にフラフラと・・・。

すると「御嶽神社」の社標が目に入ってきます。

おぉっ!こんなビルの谷間に、きれいな神社がっ!

御朱印集めをしている私ですから、
時間が許すのなら、挨拶の参拝をしたいと思って、境内へ。
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階段を昇って、手水舎で清め、社殿で神恩感謝を捧げる。

渋谷宮益鎮座の御嶽神社ということで、
日本武尊が主祭神のようですが、御嶽ですから山との縁が深いようでした。

しっかりとした社務所もあり、神職さんもいらっしゃって、
御朱印の受付もしていました。

この日の外出は、そもそも映画鑑賞が目的でしたから、
御朱印帳を持参していませんでした。
ところが、和紙1枚の書置きタイプの御朱印が案内されてましたので、
ご縁をもって、ありがたく授かりました。

また、そのままでは折れてしまいますから、
持参していた本「時間と宇宙のすべて」と、
かけていたお手製のブックカバーをうまく使って、
大切にしまい込んだのでございます。

そして、上映開始に間に合うように映画館に戻り、
どれどれと「君の名は。」を鑑賞することになったのです。


さて久々に心が震える楽しみは、ここからでした。

映画の前知識は、男女入れ替えの設定ぐらいしか知らなかったのですが、
冒頭から、アカシックレコードのワードが目に入ります。

そして「夢」「神社」「時間」と、
タイムパラドックスを含む「根源世界」(≒かくりよ)が、
意識されて作られていました。

「時間と宇宙のすべて」の本と、山の神社の「御朱印」を抱いて、
私が「君の名は。」を鑑賞していることが、
おぃおぃ・・・何の縁だ!?
私は観るべくして観ているような感覚に襲われたのでした。

映画の内容自体は、SF青春ドラマですが、
アニメーションならではの非現実感とカメラワーク(?)
キレイな映像と耳に残るメロディライン、
そして、舞台となる街並みまでを楽しめる、
エンターテイメント要素満載の仕上がりでした。

テーマらしい感想としては、
出会いは大切だよね、一期一会だよねってことに至るのですが、
「夢」や「時間」などに興味ある自分が、
導かれるようにこの映画を観ていたことが、楽しかったですね。

運命的なバイアスが働いたと捉えるか?

それとも、ただの偶然か?

まー他人様からしたら、だからなんだという話なのでありますが、
この映画をより楽しめる背景が、現実に起きたことに、
不思議な巡り会わせを感じて仕方がないのでございました。
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by ambitious-n700 | 2016-10-21 18:21 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

「本日は、お日柄もよく」読了

「本日は、お日柄もよく」読了。

原田マハさんの著作です。
スピーチライターを題材にした小説ですが、
前半と後半で色合いが違います。

前半は披露宴スピーチ、後半は選挙スピーチを絡めて描いています。

しかしながら、私はいまひとつ主眼となるテーマが感じ取れなかったです。
エンターテイメント小説でもあるし、
スピーチの実用書的な面もあるのでしょうか?

選挙の駆け引きのボリュームが大きくて、政治的側面も見えますが、
私との政治信条は残念ながら咬み合いませんでした。

私も、冠婚葬祭でスピーチをしたことはありますが、
準備をしていれば、ある程度の失敗をしたとしても、
覚悟をもって、どうにか乗り切れると思います。

しかし以前に、葬儀の場で、突然に挨拶を頼まれたことがあり、
同じ言葉を繰り返すことしかできないまま、
一向に話はまとまらず、グズグズになって赤面したことがあります。

よしんば、そんなときにも凌げる方法が知りたかったですね。


スピーチライターが題材ですから、その原稿、ひいては言葉についても、
作家の感性が溢れているのかと、過度に期待してしまったのですが、
残念ながら、私には、もう一押し、キラッと輝るセンスが欲しいように感じました。

作中で「涙」という言葉が多く出てくるのですが、
私自身は涙ぐむこともなく、最後まで読了してしまいました。
登場人物が涙するスピーチのシーンであっても、
読者の私までは、その感動が伝わってこなかったわけです。

情景描写が期待するより少なく、「涙」という言葉だけでは、
私には簡潔すぎて、共感するまでに至らなかったのだと思います。

また、権威主義的な肩書きを用いての演出なのか、
設定が大企業だったり大物政治家だったりして、
大仰なだけで、むしろ、私には白々しく感じられてしまいました。


私は【言葉】も、ひとつの(よすが)と捉えています。

(よすが)→(よすか)→(寄り処)→(よりどころ)→(依り代)

心のこもった【言葉】だからこそ、相手の心に伝わるのであって、
心のこもらない【言葉】は、白々しくて、やはり心には響かないと思います。


上の段の墨カッコ【】のなかを【言葉】ではなくて、
【スピーチ】や【涙】に差し替えても、また、同じことが言えると思うのです。

いかに立派な肩書きであっても、肩書きを強調すればするほど、
「だから、なに?」「ことの本質に関係あるのか?」と、
天邪鬼な私には、疑念が芽生えてしまうのです。

肩書きは、社会的な地位を表すことが主目的ですからね。
ビジネスの場では効果的であっても、
冠婚葬祭の場で、心をこめる場で、ことさらに取りあげる必要もないでしょう。

権威主義的な演出技法が有効なストーリーもあると思いますが、
心に訴えかけるスピーチを題材にしているのであれば、
それは逆効果のように、私には思えるのでした。


こうして「本日は、お日柄もよく」を全編通して読んでみると、
エンタメ的な要素とその演出、題材としてのスピーチテクニック、
そして(おそらく作者の)政治的信条等が散見されたのですが、
この小説で、いったい何を一番にテーマとして伝えたかったのか?
どうにも私にはピンボケしてしまって、表層的にしか伝わってきませんでした。

また、その全てを伝えたいといわれても、
ちょっと盛り込みすぎのようでもあり、
感銘を受けるまでには、至らなかったのだと思います。


あぁ・・・弱輩の身で・・・思った以上に辛辣な書評になってしまいましたが、
前半の披露宴スピーチの部分は、余計な政治的駆け引きもなくて心地よく、
スピーチの心得は勉強になる一冊だと思います。
by ambitious-n700 | 2016-10-18 14:01 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

健診結果考察★2016秋

先月、病院で行った健康診断(半日ドック)の結果が届きました。
我流で尿酸値対策をした一年間の成果はあったのでしょうか?
アルカリイオン水とクエン酸ですね。

期待とともに封を切ると、めでたく尿酸値は基準内におさまりました。
コレステロール値も、総じて減りました。

だが、しかし!

中性脂肪の値が、はね上がっておりました。
そして肝機能の数値は、相変わらずの小康状態。
そのうえ、腹部大動脈石灰化という言葉が付加されました。

とりあえず、要経過観察で大事ないのですが、
あちらを立てれば、こちらが立たず、再びですね。


アルカリイオン水を常用する際に、
若干の懸念はあったのですが、どうやらミネラル過多のようですな。

ふーむ、蒸留水の方が良いかも知れぬとは思っていたが、
手軽なミネラルウォーターのアルカリイオン水で対応してしまった。

こうなったら、次なる手は蒸留水への切り替えなのだが、
蒸留水を作る機械は、値段とともに場所の確保が問題ですね。
まずは、我が家の荷物整理をしないと置けそうにもないです。

そして脂肪肝&中性脂肪対策の腹回りのトレーニングには、
できれば有名サッカー選手が宣伝している電気パッドを試してみたい。

買う気になれば手の届かない値段ではないが、
うむ、どうしたもんじゃろうのぅ~。
by ambitious-n700 | 2016-10-14 10:22 | Comments(0)

「大名やくざ」読了

「大名やくざ」読了しました。
風野真知雄さんのエンタメ時代小説でございます。
この手の本を読むことは珍しいのですが、
知人が読んでいたことと、ネットレビューが良かったので、挑戦してみました。

主人公となる虎之助は、
実在の藩主、有馬則維(ありまのりふさ)がモデルということです。
遠戚から養子、さらには養継子を経て、二十一万石の大名となったらしい。

書かれていることのどこまでが史実で、どこまでが創作なのかはわかりませんが、
任侠世界の中で育ち、藩主となるまでが初巻でした。
シリーズもので、もっと巻数が出ています。

時代小説は読みにくいかな?と思いましたが、
現代語で読みやすく、展開のテンポも良かったです。
また、先日訪れた芝の神明さま(芝大神宮)やら、
増上寺や浅草寺など、さらには、忠臣蔵の話も絡んで、
今も残る江戸の地名を身近に感じて、その点では楽しかったです。

ですが、任侠物ですから刃傷沙汰がつきものです。
それほど生々しい描写ではありませんでしたが、
どうも読んでいて、私は痛みを感じてしまうんですね。

敵方だとしても、ある人物が亡くなると、
生き残った人物のことよりも、
絶命した人物の背景がどうだったか?を考えてしまって、
いまひとつ物語に集中できないのです。

だって、そんな薄っぺらな人物は、そうそういないでしょ?

まぁ悪い奴は、悪い奴として描かないと、
勧善懲悪の構図も崩れて、
スカッとした爽快感がなくなるとは思いますけどね。

主人公は心身ともに強くて、
切り捨て御免!で颯爽とした人物像なのでしょうが、
私は、心から楽しめない質なのかもしれないと思うのでした。

うぅ・・・残念。
by ambitious-n700 | 2016-10-05 10:24 | Comments(0)

神社巡礼の記録15(赤坂氷川神社)

芝大神宮のだらだら祭りを調べた時に、
東京十社のひとつ、赤坂氷川神社でも、
秋の例大祭が執り行われることを知りました。

ネット情報では、かなり賑わうようでしたが、
祭りも終わった先日、参詣してきました。

地下鉄「赤坂」「乃木坂」「六本木」「溜池山王」の
四つの駅の真ん中辺りに赤坂氷川神社はあって、
私は「乃木坂」から檜町公園を通って神社へ向かいました。

檜町公園は、東京ミッドタウンの北側に位置する公園ですが、
設置されている遊具がオシャレなデザインになっています。
芸術性の高いオブジェに、
すべり台やらブランコやらの遊具機能を付加した様相です。
さすがに都心は違うなーと思いながら公園を抜けて、
高級マンションの間をしばらく歩くと赤坂氷川神社に着きました。
南側参道鳥居
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東側参道鳥居
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南側の鳥居をくぐると、赤坂氷川神社にもすべり台がございました。
しかし、こちらは昔ながらのシンプルなデザインで、
見慣れた姿にどこかホッとします。
都心にありながら木々の緑も多くて空気が違いました。
長く地域に根ざした憩いの場になっているようでもあります。

山王日枝神社も程近いですが、
赤坂は心地よい神社が身近にあって、恵まれた地域だと思いましたね。

鳥居の内側に、そのすべり台や大イチョウ、包丁塚、
さらには、幾つかの摂社がありました。
勝海舟と縁のある四合(しあわせ)稲荷もございます。

社殿は、さらに土塀に囲まれた内側にあって、
山門をくぐってお参りをすることになります。

いつものように神恩感謝の奉拝をして、
脇の授与所で御朱印をいただきました。

その後、境内をゆっくりと散策したのですが、
ここは浅野土佐守邸の跡地なのだそうです。

忠臣蔵で有名な浅野匠頭の・・・夫人の実家であって、
吉良邸討ち入り前に、大石内蔵助が訪れたとか、しないとか?
(どうやら創作との話もありますけどね)

氷川神社としての創建は951年と早いのですが、
忠臣蔵は五代目綱吉の時代の話ですから、
八代目吉宗の時代になって、ここに遷宮されたとのことです。

お参りを済ませた後、「乃木坂」の駅へ戻り、
本当は時間が許せば、乃木神社も参詣したかったのですが、
残念ながら叶わず、またの機会とするのでした。

帰り際に咲いていた路傍の花。オキザリス・トリアングラリス。
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秋の花かと思ったら、春~秋まで咲くカタバミの一種らしい。
花言葉は慈悲深く「けっしてあなたを捨てません」だそうな。
by ambitious-n700 | 2016-10-04 10:59 | 神社仏閣 | Comments(0)