晴れやかなる四十路へ!

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「昨夜のカレー、明日のパン」読了

「昨夜のカレー、明日のパン」読了。木皿泉さんの小説です。
といっても、『木皿泉』は夫婦脚本家のペンネームだそうです。

タイトルだけを見たときに、
あぁ・・・っと、手抜き感を察することができました。

カレーは2~3食分の作り置きができるし、
パン食は、買ってくればそのまま食卓に出せる。

家事のひと手間を省きたいときに、思い浮かぶ選択肢であります。

しかしながら、そんな有りがちな生活の、
その有り難さがテーマなのだと思います。

出てくる不遇の原因は、概ね病気がらみでしたが、
むしろ、身近な話として誰にでも起こりかねません。
登場人物は、そんなやるせなさを抱えつつ、
生活できる日常を慈しんでいて、とても私好みのお話でした。

ハラハラドキドキするような展開は殆どないですが、
所々に微笑ましい描写もあったり、肩ひじを張らずに読めました。

忙しい生活にひと息つける、なかなか心地よい読書でございました。
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by ambitious-n700 | 2016-06-28 15:07 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

神社巡礼の記録11(白山神社)

近所のツバメも巣立ち、
梅雨といっても雨は少なく、今日は夏至です。

アジサイの見頃もピークを超えたでしょうか?
少し前に「文京あじさいまつり」の会場となる、
白山神社へ参詣してきました。

ククリヒメノミコトを祀る東京十社のひとつですね。

まずは都営地下鉄「白山」駅を降りて、
駅前に掲示されている地図を見ました。
すると、社殿は南向きに建てられていたので、
正面から入ろうと、南の参道入口を目指します。

しかし着いてみると、白山神社と表示された石柱がありますが、
思ったよりも細い参道でした。
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脇にアジサイが咲くその参道を進み、階段を昇ると社殿が見えてきます。

社殿前の東側に手水舎があり、
その手水舎越しに、大きな鳥居がありました。
どうやら南側参道よりも、東側参道が表玄関のようでした。

そして手水舎で清め、社殿にて奉拝。脇の授与所で、御朱印をいただく。

さすがに「あじさいまつり」期間でしたので、参拝客は多かったですね。

アジサイが咲き誇る富士塚もあって、頂きには浅間神社。

まつり開催期間は、この富士塚を公開していて、
私も、機を逃さず登ってきました。

他に境内には、八幡神社や松尾神社等がありました。
松尾神社については、近代的で大きな造りであるが、
しっかりと扉が閉じられており、
ちょっと人を寄せ付けない雰囲気を感じました。

飛鳥山公園もアジサイが有名ですけれども、
白山神社の方が、敷地は少し狭くなりますが、
種類は多様な気がしました。

アジサイの魅力は、その色合いと大きさでしょうかね。
それぞれに個性があることがよくわかります。
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大きなアジサイが咲き乱れるのも良いが、
私は、ほっこり咲くガクアジサイの方に、
こころ魅かれたのでございました。
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by ambitious-n700 | 2016-06-21 15:58 | 神社仏閣 | Comments(0)

選挙がいいのか?うまいのか?

世相の経過を見ていたんだけど、
パナマ文書の話題って、我が国ではサッパリですね。

とある記事では、日本だけでも5兆円の税収ロスとありました。
知名度があって非上場の会社は、
違法じゃないが・・・不適切な、租税回避をしている所も多そうですね。

一般ピーポーに騒いでもらっちゃ困るだろうし、
チカラある大手が名を連ねるから、
都知事がスケープゴートで、マスコミの餌食になったのかと邪推する。

御用学者ならぬ御用メディアなら、
やりかねない理屈だと思うのは私だけなのか?

今夏は、参院選に都知事選ですか!?・・・まぢで?
そして今夜は、AKB総選挙ですか?

もはや選挙自体も、レームダックだが、
清き一票は、清き一票と信じたい。
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by ambitious-n700 | 2016-06-18 14:17 | 時事 | Comments(0)

「捏造の科学者」STAP細胞事件★読了

「捏造の科学者」STAP細胞事件、読み終えました。
2014年11月の出版、須田桃子記者の執筆です。

小保方晴子さんの『あの日』と対極にある書になりますね。
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マスコミ嫌いの私としては、
小保方さん擁護派になってしまうんですが、
それが、なぜなのか?自問してみました。

私には、こちらの本の終盤は、
もはや目を背けたくなるような字の羅列で、
読むペースがガクンと落ちました。

ジャーナリストとしての真相究明の姿勢は、
いやというほど綴られていたので、
シェーン事件との比較などは、
著者の言い訳・肉付けでしかないように感じました。

取材される研究者、特に笹井先生の心労を考えると、
もっとジャーナリストとしての自省があっても、
良かったのではないかと思えてしまう。


二冊の本を読んでいるうちに、
私の頭には「確証バイアス」というキーワードが浮かびました。

「確証バイアス」とは、簡単に言えば、
自身の考えに都合のよい事柄だけに意識がいってしまい、
都合の悪い事柄から目を背けてしまうことであるが、
研究者の立場の小保方さんには、
「STAP細胞はあって欲しい!」というバイアスがかかり、
ジャーナリストの立場の須田記者には、
「不正であり、捏造であるはずだ!」というバイアスがかかっていたように思える。

どちらも物事を追究する立場であるのも面白い構図で、
研究者は、その科学的なSTAP細胞の存在の真偽を求め、
ジャーナリストは、
その論文作成過程で不正があったのかの真偽を求める。

この姿勢の違いから、
後半部分では、記者と取材を受ける研究者との信頼関係までも、
ゆらいでいることが伝わってきます。

ここまでの違いであったのなら、
それぞれの立場ですから、仕方がないとは私も思います。

しかしながら、ジャーナリストには、
(他社より先に)「スクープを取りたい!」という逸る気持ちや、
「部数を売りたい!」という心理から、
バイアスに拍車がかかるようです。

これが私には、この上なく見苦しい。

STAP細胞騒動では理研の研究者にも、
「研究予算を獲得したい!」という事情があったようだが、
過熱するマスコミ各社よりは、まだ冷静だったように思える。

また、こちらの本では、最後に研究者に誠実さを求めているが、
読者のひとりとしては、ジャーナリストにも誠実さを求めたくもなる。

研究者が出すその内容に過誤があったとしても、
科学的に立証・活用できなければ、いずれ淘汰されるだろうが、
ジャーナリストの報道姿勢に行き過ぎた点があった場合、
今回の笹井先生のケースのように、取り返しのつかない事態を招きかねない。

「あの日」に記述されたような取材方法も、
果たしてあったのかなかったのか?こちらの本では触れてはいない。
時系列で言えば、後から出版されたとはいえ、
小保方さんには自省する態度が見られる分だけ、心証は良く感じますね。


話は変わるが、今の都知事の公私混同問題も、
マスコミ各社が辞任を声高に叫び世論を煽っているが、
辞任後の都政をマスコミが真剣に考えているとは思えず、
最近のテレビを見てはプリプリしています。

同様に今回の読書でも、商業主義のマスコミ、ジャーナリズムに、
改めてうんざりし、どうにもできないもどかしさだけが、
ただただ残るのでありました。
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by ambitious-n700 | 2016-06-14 11:33 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

神社巡礼の記録10(東郷神社)

いよいよ十回目?今回は東郷神社です。
代々木に用事があったので、
少し早めに出立して、参詣してきました。

メトロ「明治神宮前」駅より明治通りを北進すると、
西側に東郷神社の鳥居が見えてきます。
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Z旗が描かれたノボリが、何本もたなびいて、
入口から東郷平八郎元帥の威光を感じます。

参道を進むと池があったり東郷記念館も見えてきます。
そして、手水舎に近づけば、
足元には、箒目(砂紋)の入った砂利が敷かれていました。
しっかりと手入れされていることが窺えます。

門をくぐり、社殿で奉拝。脇の授与所で御朱印をいただく。

境内の所々には、東郷平八郎元帥の生涯などが掲示されていました。

言うまでもなく東郷元帥は、日露戦争の時に旗艦「三笠」にて、
バルチック艦隊を撃退した帝国海軍の軍人さんです。

そして、その偉業の価値は世界史的に見て、
白色人種に、有色人種が初めて近代戦争で勝ったことにあります。

武力による植民地政策で奴隷などに甘んじた有色人種やその国家から、
東郷元帥が人気がある所以です。

日本にとっての守り神だけではなく、
世界の流れを変えた存在だったわけですね。


私も知らなかったのですが、これを機会に東郷元帥を調べると、
自身の神社が建立される話を、生前から知っていたようで、
神格化されることに反対をしていたようです。

しかし、陸軍の乃木大将が乃木神社として祀られ、
海軍としても、その崇敬を集める存在が望まれたのでしょう。

没後、当人の意とは反して神社建立に至ったようです。

私自身、神社については、
ご由緒やご利益ばかりではないと思っていますが、
近代神社の複雑な事情があるようでございました。


帰りは、竹下通りへ向かい、その途中に石でできた魚雷模型。
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戦争の物悲しさを伝えています。

また、建替えられるとの報道もあったので、
原宿の木造駅舎も記録に収めたのでありました。
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by ambitious-n700 | 2016-06-13 15:18 | 神社仏閣 | Comments(0)