晴れやかなる四十路へ!

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「妻の生き方」読了

前述したアンサーブック、
金子稚子さんの「金子哲雄の妻の生き方 夫を看取った500日」を読みました。

金子哲雄さんも人の子だと・・・少し親近感をもって感じられました。

「僕の死に方」では金子哲雄さんの信念や人生哲学を当然に触れることが出来ますが、
なかなか短所らしいものが見えてきませんでした。

まぁ性格ですから、長所も短所も表裏一体なんだとは思います。
良かれと思って、懸命に生きているわけですから、
自身では、なかなか負の側面からアプローチできないのかもしれません。

ところが、こちらの本では、その伴侶からの視点です。
夫の性格ゆえに、困ったことや、時にはマイナスに作用する事柄なども記されていて、
金子哲雄さんの人間味がより深く味わえると思います。


私もブログに、好き勝手なことを書いていますが、
負の側面から自分の性格は見てないんだろーなぁ・・・と思い、
出来る限り客観的に、俯瞰して省みて、自身の短所を頭に思い描いてみました。

すると・・・。

覇気がない、融通が利かない、神経質すぎる、
器量が狭い、意気地がない、タフさがない、などなど。

この作業、良いのか悪いのか、為になるのかならないのか、
ことの良し悪しを感じる前に、かなり気が滅入ってしまいます。

結果、改善を期待するも、私にはどーにもならねー性分もあるもんだと、
開き直ることしかできませんでした。


そんなバカなことをしながら、本を読み進めていくと、
闘病生活の苦労や看取る側の心情などが記されおり、
後人のための知恵になることが、多く盛り込まれていました。

また、スピリチュアルな事柄にも触れてあります。
ちょっとした出来事にインスピレーションが働いて、故人の思いを感じ取る。
そして、それを日々の生活に還元する。

著者も適度な距離感で、癒し効果を得ているなぁ~と感じました。


私も、若い頃は「目に見えないものを、そうそう信じられない」との考えもありました。
しかしながら、身内を亡くしてからは「信じてないが、疑わない」姿勢を取るようになりました。
なぜならば、その方がきっと豊かな生活を送れるとわかり始めたからです。

そしてこの度、このニュートラルな姿勢は他の付き合いにおいても、
大切な秘訣なのかも知れないと、思い巡らせるに至りました。


例えば、家庭においては価値観の相違が些細なことで露見します。
そう・・・嫁に対しても「信じてないが、疑わない」、この姿勢を貫くと、
罪を憎んで人を憎まず、結構、許容範囲が拡がったりします。

付き合いだして間もないカップルで、「信じてないの?」と試す言葉を使う人がいます。
まぁ、うちの嫁もそうだったんですが、
若い時分は恋愛感情が邪魔をして、何も言い返せなかったことがありました。

しかしながら、今では「信じてない」(≒全てを信じているわけではない)と、
ハッキリ言えるようになりました。
そして、さんざんビックリすることをされるので、いちいち「疑わない」。

まぁ幸せかどうかは別として、この姿勢のおかげで、
10年以上家族として付き合えているのかもしれません!?

友人関係でも、ちょっとしたトラブルがあった時や、
公約をないがしろにする政治家に対してなんかも、
このニュートラルな姿勢は、精神安定の一助になってくれるような気がします。


今回、金子ご夫妻の本に出会えたことで、
こんな気付きも与えられ、なかなか良い読書だったなぁ~と思いました。
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by ambitious-n700 | 2014-03-29 09:43 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

「僕の死に方」読了

流通ジャーナリスト金子哲雄さんの「僕の死に方 エンディングダイアリー500日」を読みました。

スゴイ本です。久しぶりにスゴイ本に出会った気がします。

フィクションではとても感じることができない、魂の入った言葉が続きます。
無駄な表現も見受けられず、ひとつひとつの言葉が選ばれて、
丁寧に記されていることが、読んでいて非常によく感じる一冊でした。

余裕のない闘病生活の中から、否応がなく滲み出てくる人柄も、
人に配慮する思いやりがあって、
鋭い洞察力、知恵、人としての器量の大きさを持ち合わせていることがわかります。

著者と同年代の私ですが、自身の社会への貢献度の乏しさに、
不甲斐なさと恥ずかしさを感じざるを得ません。

社会に何かを残せる人は、若くてもキチンと何かを残せるんですね。

私は、いったい何を残せると言うんでしょう・・・・!?

日々それを考えて大切に生活しなければならないことを、突きつけられました。

この本のアンサーブックとして、奥さんの執筆もあるらしいので、
ぜひ、それも読んでみたいと思うのでした。
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by ambitious-n700 | 2014-03-23 15:39 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

再検証は、利益留保を忘れずに

ホワイトデーでした。その前に、私のバースデーなんかもありました。

こういったイベントは、楽しむ余裕のある人のものですね。
せめて休日であれば良いのですが、余裕のない暮らしの中では、
返さねばならない、祝わねばならない、の強迫観念が芽生えます。

そして我が家には、DVDプレーヤーはありますが、
プレゼントに頂いたサザンのライブビデオは、間違ってブルーレイ用でした。

頂けただけでありがたいわけですから、
残念な気持ちの芽が出ることを、ひたすら否定する自分が居ます。

掻き乱された気持ちを、押し殺し・・・呑みこむ作業は、
なかなかのエネルギー消耗をともなったのです。


また世間では、慰●婦も、ST●P論文も、
再検証!再検証!と騒いでございます。
そして航空機事故は、発表も検証もできない闇に包まれたままです。

火のないところに煙は立たぬ、と言いますが、
火のないところに煙を立てるのが、謀略なのかも知れません。

わぁーわぁーぎゃーぎゃー騒ぎ立てられ、
追い込まれては、真偽不明のまま是認したら、
他者に利益を与えてしまうリスクがあるわけですね。

確かに、社会や世論の流れは、
そう複雑でなくシンプルかもしれない。

しかしながら、それを逆手にとって
利益誘導を試みる魑魅魍魎も存在しているのかもしれない。

なんか最近のニュースを見ていると、
そう邪推したくなるようなことが多いです。


良いことも悪いこともある情報あふれる社会において、
自身を守ることは、
これもなかなか大変なことかもしれないと、改めて思うのでした。
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by ambitious-n700 | 2014-03-15 15:22 | 時事 | Comments(0)

パラレルワールドを考える

書店でも図書館でも「風に立つライオン」に出会えないので、
我が子向けに手にしたSF小説を読んでいます。

過去にさかのぼって歴史を守るタイムトラベルものです。
読んでいて思ったのですが、パラレルワールドと時間軸。
これをひとつの次元世界として存在を仮定すると、
私の頭の中でパパパッ!っと閃いて、別々に得ていた知識が繋がりました。


まぁ戯言として書き記しておきます。

タイムマシンは、未来に行けても過去には戻れないとよく言います。
時間の不可逆性といいましょうか一方向性といいましょうか。
これがどうして存在するかについてですが、
科学的な分野でも未知のことですが、哲学的な理由付けならできるのではないかと。

金剛界曼荼羅と胎蔵界曼荼羅、
堅く物質的な金剛界の解釈に対して、変化を生み出すことが出来る胎蔵界。

私は勝手に金剛界曼荼羅を空間や物質世界、
これに揺らぎを与えることが出来る存在として、
胎蔵界(≒時間を司る理)があると思っております。

そして、胎蔵界の存在意義は、変化を生み出すことと解釈しております。

時をさかのぼることが出来たり、他のパラレルワールドへ飛んでいけたりすることは、
その存在を仮定しても、金剛界にとっては直接的に影響を与えることではないが、
胎蔵界の存在、大きな視点で見れば、状態変化を否定することにつながります。

なぜなら、過去に戻ってやり直しが繰り返しできるとすれば、
いろんな挑戦が出来る反面、
希少価値はもてずに、ひとつひとつの行動が軽んじられてしまう。

ひとつの価値ある変化も、凡百の出来事に埋もれれば、
その価値を極小にしてしまうことでしょう。( 1/1 → 1/∞ )

ひいては、ひとつの命の「生」が軽んじられることに繋がります。

一度しかない人生だから、必死に大切に使いたいと考える。

上記のことが当然のように、人類の倫理としてありますが、
これは胎蔵界の存在意義に反しないようにするためかもしれない、と思ったのです。

つまるところ、時間の不可逆性は、ひとつひとつの命を尊重する倫理保持の為にある!
哲学的には、こんな感じで解釈できるんじゃなかろうか?・・・と思ったまでです。


また見方を変えて、多くのパラレルワールドが存在し、多くの命を生み出ずることは、
より大きく金剛界へ揺らぎを与えることになりはしないか?
意志をもつ人類がここまで多くなったのことも、そうであれば合点がいきませんか?
(とはいえ・・・限られた地球上では弊害も多くなっていますけども・・・)


いやぁ~・・なんか、ここまで書いていてなんですが・・・、
字面にまとめると、ニワトリが先かタマゴが先か、
SF小説にもありがちな、「命を大切に、一日一日を大切に・・・」と言うテーマを、
逆から言ったに過ぎず、大したことでないんですがねぇ。
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by ambitious-n700 | 2014-03-07 13:55 | その他 | Comments(0)