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晴れやかなる四十路へ!

カテゴリ:漫画・TV・映画等( 193 )

『天気の子』鑑賞!※ネタバレ危険?※


新海監督の最新作「天気の子」鑑賞しました。
かれこれ3週間前のことですが、思い出してのレビュー。

大ヒットとなった「君の名は」に次いでの作品ですが、
私には「天気の子」の方が相性が良い気がしました。
なぜならストーリー展開が程よくて、
わかりやすかったですからね。
「君の名は」も決して嫌いな作品ではありませんが、
私には展開が速くて、少し目まぐるしく感じました。

展開のテンポが速ければ、
観客が置いていかれる事もあるでしょうし、
逆にテンポが遅ければ、
間延びして飽きが来てしまうこともあるでしょう。
程よい展開のテンポというのは、とても大切ですね。

そして、ストーリーとは別に遊び心が散りばめられており、
それを見つけてもらおうという仕掛け・演出が、
ぐぐーっと増えている気がします。
これは、新海ワールドのブランド化の賜物でしょう。

ロケーションやコラボ商品、キャラの設定など、
作品の背景に、
観客が身近に感じているモノをいくつも混ぜ込んでいます。

スクリーンに、あっ・・・これは!?という、
知っているモノが映し出されると、
当然に観客は楽しくなり、きっと飽きも来ないことでしょう。

また「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」では、
ヒット曲等を採用して、その世界観を作っていましたが、
もはや、テーマソングだけでなく、
ヒット作を仕掛けていく意図を感じなくもありません。
それに、作品内容とあわせて、
梅雨明けの時期に封切するところも、抜け目ないですよね。
あれやこれやと相乗効果を狙ってのプロデュース力は、
以前よりも増して、しっかり働いていることを感じました。

今回は、都内在住&在勤の人は、
他の人よりも作品を楽しめるのではないでしょうか?

もちろん、ストーリーだけを取ってみても、
新海監督の人柄を察するような物語で、
それぞれの登場人物に、
優しさが投げかけれていて癒しを感じました。

これ以上は、ネタバレが酷くなりそうなので書きませんが、
多くの人に楽しんでもらいたい、
おススメできる作品のひとつですね。


後日談として、都内にあるHMVの前を通った時、
映画の半券があれば受けられるキャンペーンをやっていました。
すでに、失くしていた私は悔しい思いをしたのです。
小説やサントラを購入検討の方は特に?
キャンペーン情報等もチェックした方が良いでしょう。

by ambitious-n700 | 2019-08-22 10:15 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

「日本国紀」読了


昨年秋に発刊されました百田尚樹先生著の「日本国紀」を、
ようやく読了いたしました。楽しかったです。

私自身、高校時代は理系専攻で歴史を深く学んでおらず、
新しい知識として、本書に出会うことができて嬉しく思います。

そして、日頃、社会で生きていて肌で感じていた違和感が、
時の流れの中にある人々の考えや想いなのだと、
腑に落ちる箇所がいくつかありました。

例えて言えば、護憲派とか学閥とか、日本の外交的な立場とか、
今なお続く領土問題の経緯とか、占領政策とメディアの関係とか、
三国人の意味や其々がどんな気持ちを抱いていたのだろうか?など。

背景を知れば、誰でもある程度は理解できると思うのですが、
その背景は、自ら興味をもって学びに行かねば、
知る機会は多くはないのだなぁ~と思いました。


そもそも自分の生活自体が苦しければ、他の人のことまで、
まして国家間のことまで考える余裕はないだろうし、
逆に、豊かな生活になってしまえば豊かになったで、
あえて、必要のない(ように見える)学びに、
手を伸ばすことはないのかもしれません。

けれども、現実には様々な軋轢は起こっているわけです。
そして、昨今の問題は、無知と早合点・感情の応酬で、
トラブルを大きくしてる場合もあるかと思います。

ひとりでも多くの人が、より確かな知識と認識を身につけて、
新たな火種を起こさないことが、事態の鎮静化への一歩ではないでしょうか。
そう考えれば、
右だの左だのと決め付ける前に、まずは学ぶことが大変重要であり、
学校では教えてくれない、もしくは、教えられない歴史の一面と、
現代に抱える日本の問題の背景を学ぶべきと思いました。

私も、本書のコラムや著者の考えについて、
いささか過ぎた表現だなぁ~と感じる箇所がありますが、
それもこれも、よくよく読者が吟味して勉強しなおせばそれでよく、
より確かな知識への足がかりになるのではないかと思いました。



by ambitious-n700 | 2019-07-12 18:23 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

映画「ミザリー」鑑賞


観てしまいました「ミザリー」、ホラーサスペンスです。
キャシー・ベイツさんがアカデミー主演女優賞を受賞した作品です。

どうやら怖い作品らしい・・・と聞いての鑑賞でしたが、
私には、とても楽しく、
エンターティメント性の優れた作品だと思いました。

内容としては、事故で怪我した作家さんが、
ちょっと異質で異常な狂信的なファンに軟禁されて、
逃げられるか?どうか?・・・というところです。

まぁ、狂信的なファンの偏愛ぶりが、
視野が狭く、利己的、かつストーカー気質で、
怖いと感じる人は怖いのでしょうけれども、
私は、困った人で手に負えないなぁ~程度で、
あまり怖いとは感じませんでした。

2人の駆け引きは喜劇的なシーンも多く、
映像と時間で観客を引きこもうとする王道な演出が、
かえって虚像らしく感じたのかもしれません!?
むしろ、キャラクターの役割が明確で、
考えずに楽しめるエンターティメント性を感じたのでした。

ほんの少し暴力的なシーンがありますが、
ひどく血しぶきが飛び散るわけでもなく、
長々と痛々しいだけの描写が苦手な私には向いていた作品でした。

ホラーと謳っているので、
本来は怖さを求めるべきかもしれませんが、
私はちょっと刺激的なエンターティメント作品としておススメできる、
飽きの来ない作品だと思ったのでした。


by ambitious-n700 | 2019-06-25 12:14 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

アニメ映画「パプリカ」鑑賞


街中で「ぱぷりぃ~か♪」と、
2020応援ソングを聞くことが多くなりましたが、
映画の「パプリカ」を鑑賞いたしました。
2006年、筒井康隆氏原作のアニメ映画作品です。

夢を共有してセラピーを施す機械が発明されて、
それが、悪用されて暴走して、てんやわんやな映画です。

夢の世界ゆえのエキセントリックな表現が、
とても楽しい作品でした。
そこに平沢進氏の音楽が、
狂気と幻想に磨きをかけていました。
きっと見ていて飽きることはないでしょう。

トランスヒューマニズムなどの近未来の都市伝説では、
「肉体を離れた意識体」を想定することがありますが、
その意識体が置かれる世界が共有されて、
それが夢の世界だったとしたら・・・と、
可能性を排除しきれない楽しさを持ったSF作品でございます。

構成が単純と言うわけではないので、
観る人を選ぶかもしれませんが、
「君の名は」や「千と千尋の神隠し」などの
次元や時間軸を超えた世界観に苦がない人ならば、
充分に楽しめる、おススメしたい作品だと思います。


by ambitious-n700 | 2019-06-14 11:24 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

「少女は卒業しない」読了


桜の開花の知らせがあって、はかま姿の女子学生を街で見かけました。
卒業シーズンですね。
季節に合わせて「少女は卒業しない」を読了しました。
これで朝井リョウさんの作品を三つ読んだことになりますが、
本作が一番、私好みでした。

「桐島、部活やめるってよ」と「星やどりの声」では、
キーマンに関わる人たちを描く構成でしたが、
今回は、卒業とその学校に関わる人たちを描く構成でした。
私にも馴染みがある構成で、
キーマン自体が登場しないことのもどかしさを感じなかったのでしょう。
かわって青春時代の群像劇ですから、
それぞれの恋模様がじれったくて、むしろ、そのもどかしさが楽しかったです。

どちらも、確かにもどかしいのですが、恋のもどかしさだったことで、
相手を求める気持ちと、思いやりで揺れる人物像が、
きっとわかりやすかったのだと思います。

また、卒業と舞台の学校を通して、多くの人が絡み合ってはいますが、
短編ごとには、恋する二人にフォーカスがあっているので、
がちゃがちゃした慌しい描写が少なくて、
私の心を掻き毟ることがなかったのでしょう。

描かれる時の流れもゆるやかに感じる、
より丁寧な情緒的な描写になっていたと思います。

あと数日もすれば、東京の街も桜が咲き誇ることでしょう。
もしかしたら、想い出を想い出として、
心に残す情景をプレゼントされているのかもしれません。
きっと再スタートするには良い季節なのでしょうな。


by ambitious-n700 | 2019-03-25 06:12 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

映画「ボヘミアン・ラプソディ」鑑賞


誕生日が過ぎました。
久しぶりに仕事のない誕生日です。
そして、春休みにブラブラしている我が子と一緒に、
私の誕生日を口実に連れ出して、映画を観てきました。

ヒットしている「翔んで埼玉」も候補に挙がりましたが、
今回は「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきました。
アカデミー賞受賞と楽曲の良さに惹かれていたのですが、
昨年から鑑賞機会を逃していた作品です。

前知識として、フレディ・マーキュリーが、
エイズでなくなったこと位はあったので、
なんとなくストーリーの展開は想像がつきました。
とはいえ、私には十二分に心に残る作品となりました。

まず、当たり前ですが、音楽が良いので全く飽きが来ません。
次に人間模様もわかりやすくバランスよく描かれているのです。

そして、バイセクシャルゆえの苦悩でしょうか?
その苦悩は、我が身に経験しがたいのですけれども、
ストレスから起こる、自暴自棄に似た刹那的な行為は、
見ていて危うく、とても胸が痛むものでした。

どこまで真実に迫っているかはわかりませんが、
描かれているその苦悩は、間違いなく真実の一端だと思います。

また、洋楽ゆえにメロディとリズムだけで、
歌詞の意味まで気にせずに、今まで私は聞いていましたが、
今回、この映画を見たことで、
クィーンの曲に投影された才と想いに触れた気がします。

これからは、より深くクィーンの曲を聴けることだけでも、
観れて良かったなぁ~と思うのでした。

映画鑑賞を済ませて、その後は、家族で買い物、食事をしたのですが、
とても贅沢な誕生日を過ごしたなぁ~と思います。

本当に何年ぶり?少年時代以来かもしれない?
珍しくバースデーブルーを感じることのないバースデーでありました。


by ambitious-n700 | 2019-03-17 05:49 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

「復活のルルーシュ」鑑賞

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前売り特典に眼が眩み、
買ってあった映画鑑賞券を消化してきました。
コードギアスです。「復活のルルーシュ」です。
そして来場者特典も抜け目なくねらって、
第五週のコースターを手に入れてきました。
良くも悪くも、
特典に振り回されている私でございますね。

さて、作品の感想ですけれど、私自身は映画化三作を観て、
今回が四作目の鑑賞です。TVシリーズ等は観てません。
慌しさが残る前三作に比べて、
小さくキレイに纏まった感じがしました。
TVシリーズを纏めたのでなく、映画ありきの今作ですから、
当然といえば当然でしょうね。

ファンの方々には申し訳ないのですが、
主人公ルルーシュは、頭はキレるのにメンタルで脆い面を持っていて、
私には可笑しく映ってしまうのですが、
今回は、それがおとなしめでした。

煩悶する姿が美しい・・・のは、若さゆえか、良心ゆえか!?
悪に染まりきれなかったり、
かと思えば、虫けらを潰すように他者の命を奪ったり、
振れ幅の大きさが、その矛盾が、
私には突拍子もなくて可笑しかったのですけれども、
それが、なりを潜めた感じがしました。

ちなみに私の一番好きなキャラクターは、
ぶれないオジサン、シャルル皇帝です。
けれども今作の出番は、ほぼZero!・・・でした。

総評として、
コードギアスファンが、キャラクターを楽しめるような作品で、
ストーリーもわかりやすくなって、
大衆エンターティメントとしては、
前三作よりとっつき易くなっていると思いました。

しかしながら最近の作品は、シスコンやら、次元を超越した世界観やら、
あたり前のように盛り込んであることが、
私には、時代が変ってきたのだなぁ~と思わざる得ないのでした。


by ambitious-n700 | 2019-03-10 05:31 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

「四雁川流景」読了


「四雁川流景」読了しました。
玄侑宗久さんの本は「中陰の花」に次いで二冊目です。
同じ街を舞台にする短編7作が収められています。

なかでも「地蔵小路」は、久しぶりに出会った切ないお話でした。
もうね、そうですね、そういことってあるかもね、悲しいね…、
としか言えないお話でした。
登場する人物に悪意が見えないから、とても切ないです。

他に「スクナヒコナ」は、神社フリークとしては、
住職で作家である著者に対して、
少々解せないところを感じたけれど、まぁそれはそれ、
神道と仏教とを較べても作品としては関係がありませんし、
仏教界での立場もあることでしょうからと、
きっと的外れと思われる、邪推をしたりもしました。

総じて、情景描写と話の展開のバランスが良くて、
優しさに溢れるお話が多いので、
私のお気に入り作家さんとなりました。

生老病死、暗くなりがちなテーマですが、
現実に横たわる、これらのものを優しく捉えます。

やはり世知辛い世の中だから、
私は癒される読書がしたいのです。


by ambitious-n700 | 2018-11-24 10:28 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

『あなたが母親の手料理を食べられる回数は、残り328回です。』読了


『あなたが母親の手料理を食べられる回数は、残り328回です。』読了。

長いタイトルです。上野そらさんの著作です。
「小説家になろう!」という投稿サイトから、書籍化にまでなったとのこと。
住野よるさんも、確かそうだったかなぁ~と記憶しています。

そして現在、タイトルとはかけ離れた状況にいる私は、
先月、実母の七回忌を済ませました。

母親の手料理については、必ずしも良い思い出ばかりでないですが、
それを言うと、なんだか後ろめたさを感じつつ、
正月には必ずテーブルに並んだ白菜の入った田舎雑煮は好物で、
今では、見よう見まねで自分で作ります。

さて、本作の設定はファンタジーで現実感はないですが、
大きなテーマは「一期一会」と思われ、
普段、見逃してしまいがちなものへフォーカスしています。

残り回数が可視化される、それは、運命を宣告されるに等しかったり、
また、理解する必要のないものまで、受け止めなくてはならなかったりします。

「時間の過ごし方を、ひとつ、ひとつ、大切にする」

まぁこれに尽きるわけですが、人生の折り返し地点はすでに超えて、
親族を看取ることも4度の経験がある私には、
本作の読者としては、やや歳をとりすぎている感がありました。

若いときには気づかない、実感が湧かないまま、
居心地の良い時間を、無為に消費してしまうことがあるのかもしれません。
かく言う私も、そうだったと思いますし、
無為さが記憶に残るのも、また、若さの特権なのかもしれません。
そんなことを思いました。

そして、なんの因果か、登場する病気やら、
看病していた私の実体験に重なる出来事も多くて、
私がこの法事の時期に本作を読めたことは、
より深く実母を偲ぶことに繋がるのでした。


by ambitious-n700 | 2018-11-03 17:26 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

映画「カメラを止めるな!」鑑賞


九月の下旬から、台風被害やらで公私とも慌しく、
なかなか自分の時間が取れませんでしたが、
昨日、ガーっと家事を済ませて、ガーっと大森まで行って、
話題作の「カメラを止めるな!」を鑑賞してきました。

久しぶりに素直に楽しかったと言える映画です。
ちょっとスプラッターホラーの要素があるので、
苦手かなと思いましたが、鑑賞後の爽快感は格別でした。

ネタバレしてしまうと、楽しみが半減してしまう作品で、
特にプロモーションの難しさを感じます。

以前に低予算映画で「ブレア・ウィッチ・・・・」だったと思いますが、
ホームビデオで、臨場感溢れるシーンが売りのホラー映画がありました。
その類いかな?と私は思ってしまい、興味を引きませんでした。
しかしながら、進めてくれた友人の言葉に乗って、観て正解!

芝居がかった芝居がとても良い!騙されるって、気持ちよい。
いい意味で期待を裏切られるって、
本当に気持ちよいものだと思いました。

一見の価値のある、自信を持っておススメできる、良い作品です。
レビューなんか見ないで、ぜひとも前知識なく作品を見ましょう。

そうすればきっと良い時間が過ごせると思いますっ!!

by ambitious-n700 | 2018-10-12 10:36 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)