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晴れやかなる四十路へ!

出雲のたび②【出雲大社】


つづき。

前日の鉄道ダイヤの乱れからタイトな旅程です。
この日の起床は5時半でした。
6時から出雲大社の早朝参拝のためです。
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寝床から抜け出して朝焼けのなか、宿から出雲大社へ。
二の鳥居(勢溜の鳥居)をくぐれば、
全国的にも珍しい下り参道です。
昨夏に参詣した貫前神社(上州)の下り参道を思い返しました。
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そして祓社で手をあわせ、浄の池を見て祓橋を渡ります。

三の鳥居をくぐった後の松の参道では、
中央から端にそれて、ゆっくりと進みます。

手水舎にてお清め、最後の銅鳥居を通って拝殿です。
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拝殿の前でお参りをして、拝殿裏の授与所にて御朱印を拝受。
今回は特に時間がなかったので、
早朝参拝で授与所が開いていることは、とても有り難かったです。

授与所にいらした神職の方に、
御砂の件は問題ないことを確認して、
八足門から瑞垣を反時計回りに十九社、釜社と、
順番にお参りをしていきました。
そして、本殿裏の素鵞社でした。

素鵞社は、境内の最奥で八雲山に一番近いためか、
木々のフィトンチッドを感じていたのか、
また、グーッと神気が宿ったような空気感が漂ってましたね。

お参りを済ませてから、社の正面以外の床縁下には、
台座にのせた御砂があることを確認します。

また、先に参拝者が砂を供えては換えていたので、
少し安心しながら、その方に訊きながら、
真似るように稲佐の浜の砂を供え、御砂を授かりました。

めでたく素鵞社の参拝を済まし、さらに瑞垣の西側に廻ると、
御本殿に向かってお参りできる賽銭箱が設えてあります。

御本殿の主祭神オオクニヌシノミコトは、
西を向いて鎮座されていて、拝殿や八足門からのお参りは、
主祭神を横からお参りしていることになるそうです。

ですから、主祭神の正面からお参りするには、
瑞垣の西側から東に向かってお参りすればよく、
そのための参拝場所とのことでした。

そして当然に、私どもも、改めてお参りをいたしました。

瑞垣を一周して、
次に隣にある神楽殿の大注連縄を拝みに行きました。
この日は式典があるようでしたので、
朝から関係者の方々が準備に追われていました。
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そのあとに、
神馬、神牛やオオクニヌシノミコトの逸話の像を見てまわり、
ゆっくりと宿へ戻ったのが7時過ぎだったと思います。

ちなみに出雲大社での参拝は「二礼四拍手一礼」が基本で、
摂社を含め、この作法でお参り致しました。

しかしながら、出雲地方の神社のどこまでが、
「二礼四拍手一礼」なのか?小さな疑問を抱えて、
次の揖夜神社を目指すことになります。

宿でおいしい朝食を摂って、
チェックアウトは8時半頃でした。

つづく。

# by ambitious-n700 | 2019-09-21 10:17 | 神社仏閣 | Comments(0)

出雲のたび①【稲佐の浜】


今夏は繁忙期をずらして計画できた家族旅行ですが、
残念ながら、勢力の強い台風と重なり、
レアチケットの夜行寝台特急サンライズ出雲は運休で、
翌朝に新幹線と特急やくもで出雲を目指しました。

とはいえ、夜半から朝方にかけて抜けていった台風の爪あとは、
鉄道のダイヤを大きく乱して、なお、運行できない路線があり、
場所によっては入場制限を行う駅もあったようでした。

当初の計画では出雲市駅へ10時頃到着でしたが、
乱れたダイヤでは、何時ごろになるかわかりません。

とりあえず、自宅を朝7時半に出立。
迂回路線を利用して、どうにか東京駅へ10時前。
駅構内は当然にいつもより混雑していて、
自由席の乗車率も高いことは予想されました。
迷いましたが、フレキシブルな自由席ではなく、
確実に席が取れる新幹線の指定席を購入しました。
そして、そのままホームへ昇ったのですが、
運行してはいるものの、2時間ほどのダイヤ遅延で、
購入した指定席券の新幹線は、しばらく発車しないとのこと。

ホームにいた駅員さんに相談をして、
とりあえず発車する新幹線に乗り込み、
車内で車掌に席の振り換え手続きをすれば、
早く行けることを教えてもらいました。

アドバイスどおりに、ホームに入線している新幹線に乗車。
そして、車掌さんを探しますが、ひとつの編成に車掌さんは二名で、
すでに、そこに長蛇の列ができていました。
私達と同じようなケースの乗客がたくさんいて、
その座席振り換え対応に追われておりました。

とはいえ他に術はありませんでしたので、
おとなしく順番を待って、
めでたく乗り込んだ新幹線の座席を得たのですが、
車内は結構空席がありましたね。
おそらくは乗りたくても乗れない人たちが、
たくさんいたのだろうと思います。

東京から岡山へは、およそ三時間。岡山駅での乗換が14時ごろ。
特急やくもに乗って、出雲市駅に到着したのが17時過ぎでした。

列車のなかで、旅程の組み換えを思案して、
もっとも遅い到着想定は、宿の夕食までとして、
もし日没までに行けるようならば「稲佐の浜」を考えていました。

この日の出雲市の日没時間は18時25分頃、
出雲市駅に着いたのが17時過ぎでしたから、
バスや電車のダイヤを待って、
乗り継いで移動していては小1時間は費やしてしまいます。
さすれば、夕暮れの景色をゆっくり見ることはできません。
熟慮のすえ、ここはひとつ奮発をして、
出雲市駅から稲佐の浜までをタクシー利用となったのでした。

そして、20分程度の移動時間で稲佐の浜へ向かうのですが、
道中にタクシー運転手さんとの話のなかで、
稲佐の浜に行くのなら、浜の砂を掻き取って、
それから出雲大社へお参りすると換えて貰えることを知ります。

よくよく公式HPで調べてみると、
出雲大社の本殿裏に鎮まる素鵞社(そがのやしろ)へ
稲佐の浜の砂を供えてから、
社の床縁下にある御砂を持ち帰って、
田畑に撒いたり、御守にするという習わしがあるようでした。
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タクシーで街中にある一の鳥居をくぐり、
二の鳥居(勢溜の鳥居)を横目に過ぎて、
稲佐の浜に到着したのが、17時40分頃だったと思います。

すでに15~20名ぐらいの人たちが、
弁天島や夕暮れをバックに写真を撮っていました。

雲は多かったと思いますが、空はほんのり赤みをおび、
しばらく浜で夕景を楽しみました。
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嫁と我が子が浜で沈みゆく夕陽を見ている間、
私だけ少し浜から外れまして、
近くにある出雲大社の摂社、下の宮と上の宮へ、
お参りに行きました。

御祭神は、下の宮にアマテラスオオミカミで、
上の宮にスサノオノミコトと八百万神です。

出雲大社の主祭神はオオクニヌシノオオカミですが、
期せずして摂社を先にお参りすることになって、
(下の宮→上の宮→出雲大社御本殿)と、
その順番になにやら神縁を感じなくもないです。

空の暗さが増してきたので、稲佐の浜へ戻ると、
まさに太陽が水平線にかかるところでしたね。

最後に浜の砂を掻き取り、20分程の距離を歩いて、
大社近くの宿へにチェックインしたのは19時過ぎでした。
夕食と入浴を済まして、就寝したのは23時ごろ。

つづく。

# by ambitious-n700 | 2019-09-18 13:44 | 旅・行楽 | Comments(0)

台風15号「ファクサイ」


9月に入って台風15号の被害が甚大です。
5日ほど経った今でも、
千葉県では停電が復旧しない地域があります。
被災されている方々には、お見舞い申し上げます。

そして比べてしまえば些少なことですが、
私どもも台風によって悲しい出来事が起こりました。

実は2~3ヵ月前より家族のスケジュールを合わせて、
遅い夏季旅行を計画していたわけですが、
台風の影響で鉄道の運休を受けてしまい、
旅程を練り直さねばなりませんでした。

まず、せっかく手に入れたサンライズ出雲のレアチケット。
これが運休により使えなくなりました。
ひと月前の発売に「みどりの窓口」に並んだ苦労や、
手にしたときの心の昂ぶりは、空しく散っていきました。

これが出発当日の夕方のことでした。

とはいえ、家族のスケジュールもありますし、
旅先の島根県は、台風の被害はありません。
宿のキャンセルを含めて日程延期も考えましたが、
今回は旅行代理店さんが入っていたので、
「取消・日程変更」と「旅程組替・強行」を秤にかけて、
ちょっと無理して島根県へ旅に出かけました。

夜行寝台特急サンライズ出雲の搭乗を、
翌朝の新幹線&特急「やくも」に変えて、
島根県へ向かったのでした。

出鼻をくじかれた悲喜交々の旅の記録は、
これから少しづつブログにあげたいと思います。


# by ambitious-n700 | 2019-09-13 11:37 | 時事 | Comments(0)

神社巡礼の記録59【気象神社・(高円寺)氷川神社】


ここしばらく将門様と富士塚を縁にして神社巡礼をしていましたが、
映画「天気の子」を観てしまい、
どうしようもなく気象神社へ参詣したくなったので、行ってきました。

テレビの中継などでも知っていた気象神社ですが、
天気を司る全国にひとつしかない珍しい神社です。
ご由緒は、杉並区にあった陸軍の気象部の観測員が、
予報的中を祈願したことが始まりで、
戦後になって、高円寺氷川神社境内に遷座とのことです。

高円寺駅を降りて、徒歩二分の立地、もう駅前でしたね。
学生時代には高円寺にはよくきていた時期もあったのですが、
こちらの氷川神社は初めての参詣でした。
アーケード商店街とは、ちょっと外れてますからね。
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鳥居の前にて一礼をして境内へ。
右手にある手水舎にてお清めして、
まずは、氷川神社の拝殿前にて神恩感謝を捧げます。

次に左手に鎮座する気象神社へ。
有名な下駄のカタチをした絵馬を脇に参道を進み、
鳥居をくぐって気象神社にて参拝を致しました。
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その後に、社務所窓口にて、
御朱印(今回、書置き)を拝受しました。
この日は曇天。
雲の意匠が施された気象神社の御朱印でした。

また、窓口の脇に大きなテルテル坊主があって、
こちらの神社のマスコット「ろっくん」らしいです。
なぜに?ろっくん?と、名の由来を後調べをしたら、
氷川神社→氷→こおり→ロック→ろっくん……らしい!?
でも、お酒のオンザロックは氷だけど・・・、
座礁を模したお酒だからオンザロックな訳で・・・
語源ではrockは岩で、氷はiceだよね?とか思いながら、
きっと命名者は、私と同類の呑んべと推察したのでした。

そしてその「ろっくん」のそばには、
「天気の子」声優さんの下駄絵馬も奉納されてましたね。
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ご祭神ですが、氷川神社については、
当然に大宮一ノ宮氷川神社と同じスサノオノミコトです。
気象神社については、ヤゴコロオモイカネノミコトですが、
これは秩父神社と同じということになりますね。

ヤゴコロオモイカネノミコトは、
一般に知恵の神と云われていますが、天岩戸隠れの時に、
太陽神である天照大御神を誘い出す知恵を与えた神様です。
ゆえに、晴れ(太陽)を導いた神様ということから、
気象神社にて、祀られているらしい・・・!?
また、漢字では八意思兼神と表記されて、
八つの気象現象を司るとも云われるらしい・・・です。

今回は映画「天気の子」のおかげで、
ミーハーな気分で神社に参詣して、
いつもと違うワクワク感を楽しんだのでございました。


# by ambitious-n700 | 2019-08-29 11:42 | 神社仏閣 | Comments(0)

『天気の子』鑑賞!※ネタバレ危険?※


新海監督の最新作「天気の子」鑑賞しました。
かれこれ3週間前のことですが、思い出してのレビュー。

大ヒットとなった「君の名は」に次いでの作品ですが、
私には「天気の子」の方が相性が良い気がしました。
なぜならストーリー展開が程よくて、
わかりやすかったですからね。
「君の名は」も決して嫌いな作品ではありませんが、
私には展開が速くて、少し目まぐるしく感じました。

展開のテンポが速ければ、
観客が置いていかれる事もあるでしょうし、
逆にテンポが遅ければ、
間延びして飽きが来てしまうこともあるでしょう。
程よい展開のテンポというのは、とても大切ですね。

そして、ストーリーとは別に遊び心が散りばめられており、
それを見つけてもらおうという仕掛け・演出が、
ぐぐーっと増えている気がします。
これは、新海ワールドのブランド化の賜物でしょう。

ロケーションやコラボ商品、キャラの設定など、
作品の背景に、
観客が身近に感じているモノをいくつも混ぜ込んでいます。

スクリーンに、あっ・・・これは!?という、
知っているモノが映し出されると、
当然に観客は楽しくなり、きっと飽きも来ないことでしょう。

また「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」では、
ヒット曲等を採用して、その世界観を作っていましたが、
もはや、テーマソングだけでなく、
ヒット作を仕掛けていく意図を感じなくもありません。
それに、作品内容とあわせて、
梅雨明けの時期に封切するところも、抜け目ないですよね。
あれやこれやと相乗効果を狙ってのプロデュース力は、
以前よりも増して、しっかり働いていることを感じました。

今回は、都内在住&在勤の人は、
他の人よりも作品を楽しめるのではないでしょうか?

もちろん、ストーリーだけを取ってみても、
新海監督の人柄を察するような物語で、
それぞれの登場人物に、
優しさが投げかけれていて癒しを感じました。

これ以上は、ネタバレが酷くなりそうなので書きませんが、
多くの人に楽しんでもらいたい、
おススメできる作品のひとつですね。


後日談として、都内にあるHMVの前を通った時、
映画の半券があれば受けられるキャンペーンをやっていました。
すでに、失くしていた私は悔しい思いをしたのです。
小説やサントラを購入検討の方は特に?
キャンペーン情報等もチェックした方が良いでしょう。

# by ambitious-n700 | 2019-08-22 10:15 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

●残酷暑●令和元年備忘録


暑いです。お盆が終わりました。
宿泊費用等の相場が跳ね上がる時期です。
今夏の我が家は、休みをずらすことができたので、
お盆はいつもどおりの日常でした。

実家へは8月初旬に行って、実父の喜寿会食。
その日、嫁は泊まりで仕事へ行きました。
思うところはありますが、お察し下さい。
備忘録です。

そして、映画作品をいくつか見ました。
ひとつひとつレビューを書きたいとは思いますが、
残念ながら、すでに記憶が薄れてきております。
せめて鑑賞した作品だけでも列挙しておきます。

「名探偵コナン(の何作目か)」
「ズートピア」
★「夜は短し歩けよ乙女」
★「万引き家族」
★「羊たちの沈黙」
「エイリアン2」は、自宅で。

「プロメア」
★「天気の子」は劇場で。

個人的なおススメ4作に★をつけました。
「羊たちの沈黙」は、かな~り前に一度?観ています。

アニメ作品の「夜は短し歩けよ乙女」と「プロメア」は、
動くイラストのような作風で、
表現の幅が広がって行く時流を感じました。
但し、中年男には絵が忙しくて眼も頭も疲れました。

新海監督の最新作「天気の子」については、
別途、レビューを記したいと思っています。


そして、終戦の日もありました。
JAL123便の慰霊登山のニュースもありました。
色々と思うところはあります。

そして、最近は戦争物作品のTV放映が減りましたね。
十年前位は、戦争の記憶を風化させまいと、
特に終戦記念日には力を入れて放送してたように思います。
今夏は、いつもと変わらぬバラエティー番組が並ぶのを見て、
気落ちしてしまいました。

制作者側に戦争体験者等が減ったからでしょうか?

残念かな、いまやオールドメディアと云われてますが、
TV番組の質・内容の低下を
私も感じてしまうのでありました。


# by ambitious-n700 | 2019-08-21 10:07 | その他 | Comments(0)

「表現の自由」を考える


あいちトリエンナーレが、物議をかもしていますが、
ちょっと私も表現の自由について考えて見ました。


表現の自由って、
そもそも人権のひとつである自由権らしいです。
表現者が、どんな表現をしてもいいってことと私は解釈します。

当然に、自由で多様性のある表現のなかには、
良質な作品から目を背けたくなるような作品まで、
社会に出てしまうのも致し方がなく、
むしろ、それが健全な社会かと思います。

そして、作品に対して観る人が其々に感じて、
是非を判断をすれば良いからです。


しかしながら、今回、自治体が主催の芸術祭で、
表現の自由があるかないかが問われているようです。
公金が使われることの是非ですね。

基本的に、作品に対しては、表現の自由をもって、
誰のチェックも受けないほうが良いと思います。

しかしながら、自治体が納税者から預かる血税に対しては、
納税者、もしくは選ばれた政治家が、
その使い方をチェックするべきだと思います。

ここに自治体が主催者となる芸術祭のジレンマがあります。

血税を使って芸術祭を催すことですが、
納税者の理解を得られれば、問題はないのでしょう。
しかし、理解を得られなければ、
やはり見直すべきだと思います。

もし作品にこめられた政治的思想や企図も、
芸術祭全体の展示で、公平性や多様性が保てられていれば、
ここまで問題にはならなかったかもしれないなぁ~と思いました。


それにしても芸術作品は人畜無害なような気がしていたけど、
今回の件で、作品には悪い感情をこめることだってできるし、
やりようによっては、
相手の心を傷つけることだってできるのだなぁ~と、
私は、そら恐ろしく感じたのでございました。


# by ambitious-n700 | 2019-08-07 12:32 | 時事 | Comments(0)

神社巡礼の記録58【水稲荷神社(高田富士)】


十条富士、下谷坂本富士の登拝を経て、
実は、海の日に登れるという高田富士へ行ってました。
遅くなりましたが、参詣の記録を残したいと思います。

高田富士は水稲荷神社の境内にありまして、
こちらの稲荷神の倉稲魂大神は、
俵藤太秀郷朝臣が勧請したとのこと。
そうです、知ってる人は知っている、藤原秀郷です。
将門の乱を追討した武将ですね。

そして、都市伝説の域を出ず真偽は不明ですが、
将門魔方陣のひとつに数えられる神社となります。


私は都電早稲田の駅から歩いて向かいましたが、
面影橋駅の方が少し近いようでした。
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東の参道から階段、鳥居をくぐりまして、
すぐ左手に御由緒書きと、
忠臣蔵で有名な堀部安兵衛の碑があります。
助太刀をした逸話の地とのことです。

しかし、私が参詣した時には、
駐車車両が碑の前にあって、ゆっくり見れず。
お祭りで出入りが多かったためでした。

そこから20mほど参道を進むと、右手に高田富士がございます。
高田富士の登山口に浅間神社、頂きにも祠がございました。
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富士塚自体はかなり大きめだなぁ~と思ったら、
江戸で一番大きな富士塚とのことです。
登山道はかなりゆったりとした坂道で、足場も広め、
登りやすかったと思います。
対して、下山道は急勾配の階段でございました。
まぁこれは、どこの富士塚に対してもその傾向があって、
表参道となる登山道はゆったり作られていますが、
下山道は、狭いスペースに急勾配で造られてることが多いですね。
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また、下山した麓には胎内洞の神社が祀られていました。
富士塚で胎内洞まで造られている場所は、私もここが初めてでした。

私は浅間神社、高田富士の登拝を済ませて、
さらに、100mほどの参道を進みます。
こちらに富士祭りの露店が並んでございました。
そして、水稲荷神社の本殿へ。

神恩感謝の参拝を致します。

本殿脇の授与所には、御守や御札が並んでいましたが、
小窓は閉められていました。
案内表示には、先ほど通った参道脇に神職のお宅があるようで、
そちらで授かることができるようです。
しかし、御朱印については、現在、授与を行ってないようでした。
まー色々ご事情があるのでしょう。

私は、本殿を左から一周するように、
耳欠け神狐、冨塚古墳、高木神社等の境内社を確認しましたが、
雨あがりだったためか、畏怖のある空気に包まれていました。
ネットリサーチにおいても、
どうやら独特の空気を感じる人が多いような気がします。
私もそれなりの数の神社に参詣してますが、
確かに、言葉には表わせないような雰囲気でしたね。
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参道を戻りまして、公園として整備されている甘泉園へ。
起伏の多い回遊式の日本庭園ですが、
池にはアカミミガメだろうと思われる亀がたくさん居りました。

将門公と縁深い神社は、神田神社、築土神社、
そして、水稲荷神社と三社を巡ったことになります。
江戸八富士は、五つを登って残すは、
千駄ヶ谷、音羽、高松の三つの富士塚ですね。

# by ambitious-n700 | 2019-08-07 10:38 | 神社仏閣 | Comments(0)

神社巡礼の記録57【十条富士神社~下谷坂本富士】


七月一日は山開きの日でした。
前日に、ふとカレンダーを見て気づき、
この日に登れる富士塚へ行こうかな?と思いました。
私が行ったことのない都内の富士塚を急いで調べて、
このたび、十条の富士塚へと行ってきました。

最寄は京浜東北線の東十条駅ですが、
私は埼京線の十条駅から、
ぶらりぶらりと歩いて、富士塚へ行きました。

十条の商店街から、
露店が連なるフジサンロードが有名のようですが、
リサーチ不足の私は違う路地を経て辿り着いてしまい、
露店を楽しむことはできませんでした。

しかしながら、富士塚まで着くと、
たくさんのノボリが立ち、
神社の大祭らしい活気を感じました。

十条富士神社は大きな建物を構えているわけでなく、
富士塚そのものがご神体で、その頂きに石祠があるまでです。

また、火口に見立てた火鉢へお線香をくべる風習があるようで、
私も習って参拝を致しました。
どうやら富士山講が起源のようで、
神道色が強い信仰ではなく、神仏習合時代の信仰色が強いようです。

そして御朱印(書置き)を拝受した時に、
併せていただいた案内用紙には、近々、道路拡幅のため、
富士塚をセットバックする改修工事が行われるようです。

この時に文化財調査も行われ、
元々が古墳を利用した富士塚とのことですから、
貴重な史料が出てくるかもしれません。
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私は十条富士神社の参拝を済ませて、東十条駅方面へ。
曇天の空と時刻を見て、もうひとつ行けるか?と欲を出し、
京浜東北線に乗り込み鶯谷駅まで。

鶯谷駅から十分ほど歩けば小野照崎神社です。
小野篁が御祭神で、学業のご利益で知られています。
そして小野照崎神社の境内には、下谷坂本富士があります。
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お山開きも盛況で、特別御朱印が頒布されていました。
まあ、私の御朱印拝受については、
待ち列の長さに心は折れてしまいました。

私はご本殿への参拝と、
普段は開放されていない富士塚の登拝のみを行いました。

十条富士は登り良いように階段になっていましたが、
こちらの下谷坂本富士は、
足場は狭いうえに雨で濡れていたので、
滑らないように注意深さが必要な登拝でした。
そして、頂きまで登ると気持ちが良いものでした。
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小野照崎神社の御朱印については、
またゆっくり参詣する機会を願いながら、帰路に着きました。


江戸七富士とか江戸八富士と云われるらしく、
今まで、私は江古田富士と品川富士には登っているので、
これで都内にある四つの富士塚を巡ったことになります。

あとは、千駄ヶ谷富士、音羽富士、高松富士、高田富士かな?
さて、今度は富士塚で参詣の縁が紡がれるようでございます。


# by ambitious-n700 | 2019-07-17 11:57 | 神社仏閣 | Comments(0)

「日本国紀」読了


昨年秋に発刊されました百田尚樹先生著の「日本国紀」を、
ようやく読了いたしました。楽しかったです。

私自身、高校時代は理系専攻で歴史を深く学んでおらず、
新しい知識として、本書に出会うことができて嬉しく思います。

そして、日頃、社会で生きていて肌で感じていた違和感が、
時の流れの中にある人々の考えや想いなのだと、
腑に落ちる箇所がいくつかありました。

例えて言えば、護憲派とか学閥とか、日本の外交的な立場とか、
今なお続く領土問題の経緯とか、占領政策とメディアの関係とか、
三国人の意味や其々がどんな気持ちを抱いていたのだろうか?など。

背景を知れば、誰でもある程度は理解できると思うのですが、
その背景は、自ら興味をもって学びに行かねば、
知る機会は多くはないのだなぁ~と思いました。


そもそも自分の生活自体が苦しければ、他の人のことまで、
まして国家間のことまで考える余裕はないだろうし、
逆に、豊かな生活になってしまえば豊かになったで、
あえて、必要のない(ように見える)学びに、
手を伸ばすことはないのかもしれません。

けれども、現実には様々な軋轢は起こっているわけです。
そして、昨今の問題は、無知と早合点・感情の応酬で、
トラブルを大きくしてる場合もあるかと思います。

ひとりでも多くの人が、より確かな知識と認識を身につけて、
新たな火種を起こさないことが、事態の鎮静化への一歩ではないでしょうか。
そう考えれば、
右だの左だのと決め付ける前に、まずは学ぶことが大変重要であり、
学校では教えてくれない、もしくは、教えられない歴史の一面と、
現代に抱える日本の問題の背景を学ぶべきと思いました。

私も、本書のコラムや著者の考えについて、
いささか過ぎた表現だなぁ~と感じる箇所がありますが、
それもこれも、よくよく読者が吟味して勉強しなおせばそれでよく、
より確かな知識への足がかりになるのではないかと思いました。



# by ambitious-n700 | 2019-07-12 18:23 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)