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晴れやかなる四十路へ!

恐竜大陸、その2

つづき。

恐竜ロボットとのスナップ撮影を終えて、入口付近へ。
音筆という音声ガイドを1000円で利用できます。
ためらう嫁を後に、すかさず当然のように借りました。
ダーウィン展で音声ガイドの良さを実感してましたのでね。

小さな冊子にその音筆(バーコード読取機のようなもの)をタッチすると、
筆の端についたスピーカーからガイドが流れる。
音量は小さいながら、耳を近づければ二人で聞けました。
展示の各場所でクイズもできるようになっています。

音筆を首からぶら下げて、いざ標本展示をまわります。
この頃になると、大分お客さんも増えてきていました。

マメンチ、ルーフェンゴ、フアンヘティタン、ランジョウ、
フクイラプトル、タルボ等などの骨格標本。
植物化石や足跡化石、羽毛恐竜の化石や復元フィギアなんかもありました。

今回、特に勉強になったのは、KT境界でしょうか。

恐竜絶滅には諸説ございますが、隕石による絶滅説の傍証です。
中生代白亜紀(Kreide)と新生代第三紀(Tertiary)の境界層に、
多量のイリジウムが含まれるというものです。

イリジウムは高質量高密度な金属で、天体生成の時に中心近くに集まるとされる。
その為、地球表面にはその存在がまれで、
逆に飛来隕石では摩擦燃焼や減少も少ない為か?良く含まれるらしい・・・。

なるほど、それで隕石飛来の証拠となるわけですね。
世界各地でこの境界層のイリジウムは見られるらしいですが、
その分布やクレーター跡から、
ユカタン半島付近に大隕石が衝突したらしいです・・・へー。

実際にKT境界がみてみたい・・・そんな心が芽生えます・・・

キチンと勉強すれば、
地層からかつての環境変化が見て取れるんですね。

そんなことを思いつつ、展示出口付近へ。
最後に恐竜映画やその撮影フィギア、ウルトラ怪獣などもありました。

イベント展示場を出ると、
別料金のお土産物屋さん、ゲームコーナー、飲食出店、
そして恐竜キングの3Dシアターがあります。

折角なので3Dシアターを鑑賞。わずか8分!?
ですが、我が子はこれが一番おもしろかったようです。

お土産物屋さんでは、いつかは欲しかった三葉虫の化石と、
ハンカチやら本を購入して会場を後にしました。

遅めのお昼は幕張マリブのお蕎麦屋さんで・・・。
そしてホテルへ戻り、
「恐竜の骨」と「恐竜のたまご」とネーミングされたパンを購入。
二年前の「巨大恐竜博」のときにもあった「恐竜ケーキ」は見送りました。
クロークで預けた荷物を受け取って、ホテルを出る。

予定の時間までちょっとあったので、
幕張プレオの「レインボーハット」でアイスを食べる。三周年でキャンペーン中。
並ぶお客さんの列に店員のお姉さんはひとりで大変そうでした。

電車を乗り継ぎ、無事に四時半ごろ帰宅。翌日に備える・・・。
by ambitious-n700 | 2008-04-07 11:57 | 旅・行楽 | Comments(1)
Commented at 2008-04-07 12:21
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