つづき。
恐竜ロボットとのスナップ撮影を終えて、入口付近へ。
音筆という音声ガイドを1000円で利用できます。
ためらう嫁を後に、すかさず当然のように借りました。
ダーウィン展で音声ガイドの良さを実感してましたのでね。
小さな冊子にその音筆(バーコード読取機のようなもの)をタッチすると、
筆の端についたスピーカーからガイドが流れる。
音量は小さいながら、耳を近づければ二人で聞けました。
展示の各場所でクイズもできるようになっています。
音筆を首からぶら下げて、いざ標本展示をまわります。
この頃になると、大分お客さんも増えてきていました。
マメンチ、ルーフェンゴ、フアンヘティタン、ランジョウ、
フクイラプトル、タルボ等などの骨格標本。
植物化石や足跡化石、羽毛恐竜の化石や復元フィギアなんかもありました。
今回、特に勉強になったのは、KT境界でしょうか。
恐竜絶滅には諸説ございますが、隕石による絶滅説の傍証です。
中生代白亜紀(Kreide)と新生代第三紀(Tertiary)の境界層に、
多量のイリジウムが含まれるというものです。
イリジウムは高質量高密度な金属で、天体生成の時に中心近くに集まるとされる。
その為、地球表面にはその存在がまれで、
逆に飛来隕石では摩擦燃焼や減少も少ない為か?良く含まれるらしい・・・。
なるほど、それで隕石飛来の証拠となるわけですね。
世界各地でこの境界層のイリジウムは見られるらしいですが、
その分布やクレーター跡から、
ユカタン半島付近に大隕石が衝突したらしいです・・・へー。
実際にKT境界がみてみたい・・・そんな心が芽生えます・・・
キチンと勉強すれば、
地層からかつての環境変化が見て取れるんですね。
そんなことを思いつつ、展示出口付近へ。
最後に恐竜映画やその撮影フィギア、ウルトラ怪獣などもありました。
イベント展示場を出ると、
別料金のお土産物屋さん、ゲームコーナー、飲食出店、
そして恐竜キングの3Dシアターがあります。
折角なので3Dシアターを鑑賞。わずか8分!?
ですが、我が子はこれが一番おもしろかったようです。
お土産物屋さんでは、いつかは欲しかった三葉虫の化石と、
ハンカチやら本を購入して会場を後にしました。
遅めのお昼は幕張マリブのお蕎麦屋さんで・・・。
そしてホテルへ戻り、
「恐竜の骨」と「恐竜のたまご」とネーミングされたパンを購入。
二年前の「巨大恐竜博」のときにもあった「恐竜ケーキ」は見送りました。
クロークで預けた荷物を受け取って、ホテルを出る。
予定の時間までちょっとあったので、
幕張プレオの「レインボーハット」でアイスを食べる。三周年でキャンペーン中。
並ぶお客さんの列に店員のお姉さんはひとりで大変そうでした。
電車を乗り継ぎ、無事に四時半ごろ帰宅。翌日に備える・・・。