先日、我が家に将棋盤がとどきました。
どういった経緯で購入しようとしたのか知りませんが、
子のためにうちの嫁さんが頼んだらしい。っで、オレが相手するわけですが・・・。
試しに駒のならべ方から動かし方まで教えながら打っていったのですが、
園でも少しやっているらしく、しばらくは楽しそうに盤に向かっていました。
もちろん、子供相手ですから手を抜き、負けようと盤面を動かしつつ、
無謀と思える一手を打っては、こちらが不利になるように仕向けていました。
・・・がっ!しかし!
駒を取ってしまえば簡単に逃げられるとはいえ、「王手!」と打ってしまいました。
すると、我が子はビックリしたようでもあり、混乱したようでもあり、
その瞬間から、みるみる顔が紅潮するではないですか!?
「これでこの駒を取ればいいんだよ。」と教えようとするやいなや、
両手で盤面の駒をすべて撒き散らし、泣き叫んでしまったのです。
あっという間の出来事で、
まさかここまで豹変するとは思ってもみなかったので、ちょっと驚きです。
しかしながら、「王手されては負ける!」と理解(早合点?)していることと、
思った以上の負けず嫌いな面があることを知りました。
今回は親に対しての甘えもあるとはいえ、
瞬間湯沸かし器の如く激情が涌くのはちょっと心配です。
いつもはこんなことはないんですが・・・。
少しずつ勝ち負けがあるゲームだということと、
すぐ投げ出さないことをわかるように育てていきたいですねぇ~。
せっかくだから、オレも棋譜の勉強でもしよっかなぁ~。