人気ブログランキング | 話題のタグを見る

晴れやかなる四十路へ!

神社巡礼の記録38(伊勢山皇大神宮)


「いせやまこうたいじんぐう」と読みますが、
横浜は桜木町駅より程近い「伊勢山皇大神宮」へ参詣してきました。

若かりし頃、横浜営業所に私が在籍していた時は、
繁華街ばかりに目が向いて、その存在すら意識していませんでした。

駅から野毛山方面へ徒歩十分。坂道はちょっと勾配がきついです。
野毛山動物公園は知っていましたが、こちらの神社が遷座されて、
「野毛山」は「伊勢山」と呼ばれるようになったそうです。

横浜と言う大きな町の総鎮守、そして、別表神社でもあり、
関東のお伊勢さんと云われるだけあって、境内もゆったりしていました。

ですが、残念ながら下調べが不足していました。
現在、創建150年の記念事業の本殿造営中でございました。
工事中です。

参道を昇り、いくつかの鳥居をくぐり、
手水舎にて清めて、本殿前へ歩を進めます。
しかし目の前には立派な社殿は見られません。

工事の仮設足場が囲うように設けてあり、
さらに、その足場を大きなシートで覆ってありまして、
中の状況はどうにも確認できませんでした。

そして、工事シートの前にあった小ぶりな社が、
当面は仮の社殿として、その責務を担っているようでした。

残念な気持ちが湧かないわけでもないですが、
また、時を置いて参詣する縁になればそれも良いかなと思い、
キチンと神恩感謝の参拝をしたのです。

然る後、脇の授与所で御朱印を受けて、
境内社の大神神社と杵築宮へと参拝しました。

参拝後に、よくよく杵築宮の社を眺めてみますと、
西側へ傾いていることに気づきました。
それは、前にある鳥居と見比べると一目瞭然でございます。

きっと海に近い山の上ですから、
長年にわたった土地の歪みが出ているのかもしれません。
神社巡礼の記録38(伊勢山皇大神宮)_b0090284_15254491.png
参詣を終えて後調べをしますと、記念事業での御本殿造営は、
伊勢神宮遷宮での古社殿を譲与されて行われているそうです。

また、私が心配になった杵築社の傾きですが、
御本殿造営後に整備の計画はあるようで安堵しました。

私はきっとまた参詣する・・・数年後が、楽しみな神社でございました。


by ambitious-n700 | 2018-05-18 15:28 | 神社仏閣 | Comments(0)
<< 「お伽草紙」読了 ★母の日★2018 >>