年末年始と、まぁちょっとした野暮用で忙しかったんですけど、
先日ようやく示談が成立した次第です。
示談が成立したので、特定できるような固有名詞は出せませんが、
ことの顛末を、さらりと残しておきます。
※大方の人は、なんのことかわからないと思うので、どうぞ読み飛ばしてください。
とある事業者へ、とある工事をお願いしたのですが、
受けた事業者は、元請さんと下請けさんがありまして、
現場での作業は、委託を受けた下請けさんだけで施工をしたわけです。
とはいえ、依頼主からの窓口は全て元請さんでございました。
なんとか作業は終わったそうですが、
ちょっとした事故らしきものがあったと推察されたのです。
これを作業の翌日に元請さんに相談をして、
確認をして欲しいと願ったわけですが、
当然のように門前払いをされてしまいました。
第一義的には、
過失をしたと思われる下請けさんで補償してもらうのが筋ですが、
これがまず、なかなか認めてくれません。
損害が出ていたとしても、
施工後だったので、やった、やらないの水掛け論となっていました。
また、下請けさんも事故や過失を認めてしまったら、
元請さんからの信頼を失い、仕事が途切れてしまうので、
頑なに過失を認めたくはないようなのです。
どこか保険で適用にならないかと探しましても、
自然災害でもなければ、施工上の業務上過失との判断になるので、
下請けさんの保険でしか適用にならないようなケースでした。
依頼主は依頼主で、これもまた、ちょっと複雑で、
施工時の立会者と所有者が別でして、所有者の損害か?立会い者の損害か?で、
余計なトラブルを招いていました。
もうね、とっても、めんどくさかったです。
利害の関係性から・・・損害の補償まで・・・いろいろと・・・。
どうにか示談となりましたが、やれ脅迫めいた言葉で追求しなければいけないとか、
想定問答が目まぐるしく脳裏を過ぎりまして、懲り懲りしました。
失敗したら、失敗したで、
素直に過失を認めてくれなければ、他の人が困るのですよね。
失敗に気づいた時点で素直に謝ることは、とても大切だと思うのでありました。