東京十社の巡礼、最後の一社となりました。
門前仲町の富岡八幡宮へ参詣してきました。
深川八幡ともいわれるようです。
深川不動尊と近くにして鎮座してございます。
門前仲町の駅から徒歩で5分程度の距離でしょうか?
実のところ私は迷ってしまい脇の参道から境内へ。
手水舎には(つがい?の)金の鳳凰が水をたたえていました。
まずはお清めをして、社殿で神恩感謝を捧げます。
師走に入っていたためと思いますが、
大祓の形代が賽銭箱の前においてあったので、
ご縁を以て、お願いをしてきました。
また、授与所にて御朱印も授かります。
めでたく東京十社の御朱印がそろった瞬間でした。
その後にゆっくり境内をまわっていると、
ひとりの女性に声をかけられて・・・
まぁ記念撮影のシャッターを頼まれただけですが・・・。
社殿(≒神様)に向けての撮影は、
自粛ルールを科していたのにもかかわらず、
成り行きに流されて、断れないまま応じてしまいました。
どうなんでしょうね?神社での写真撮影。
不敬になるのでしょうか?
そもそも他人様や芸能人などでも街中で断りなく撮影するのは、
プライバシーや肖像権の侵害で不敬になりますでしょ?
それに準じて、神様との意思疎通は直接に出来ないにしろ、
私は撮影する際は気持ちのうえで断りを入れますし、
できるかぎり社殿正面からの撮影は自粛しております。
しかしながら、今回は想定外に人から頼まれてしまい、
それを説明するのも、無碍に断るのも、
私の気持ちの上でハードルが高く、
何が何かわからぬままにシャッターを押したのです。
果たしてこれで、よかったのだろうか?
どうぞ八幡様には、
寛大な御心で許していただきたいと願うばかりです。
また、正面鳥居の近くに色づいたイチョウがあり、
その下に伊能忠敬の像がありました。
地図を作った偉人は深川の出自なのだそうです。
なかなか絵になっておりました。
あまり長居ができなかったのですが、
年の瀬も迫って、門前仲町の街は賑やかで、
寺社と人々の調和の取れた空間を楽しんだのでございました。