宝登山での参拝と登頂を済ませ、
再びロープウェーに乗って、山麓へ戻ったのが16時ごろ。
参道売店の黄金だんごで空腹を凌ぎつつ、長瀞駅付近まで。
駅前の蕎麦屋で早めの夕食。
みそおでん、みそポテトの小昼飯と、
クルミ汁蕎麦、そしてカキ氷。
この日は船玉まつりのために人出は多くて、
入店するのにも行列を作っていました。
店員さんが忙しく働いているなか、
私たちは、美味しく食事を頂いて小一時間で退店。
駅から続く周囲の人の流れに乗って、長瀞の岩畳へ。
空は薄暗くなりつつある18時すぎに、
川に浮かぶ万灯船を見ることが出来ました。
とはいえ、岩畳の観客席はすでに満席状態。
他に花火の良く見えそうな場所はないかと探します。
対岸の打ち上げ場所からはやや離れるも、
人の往来の邪魔にならない道端に、なんとか陣取って時を待つ。
19時半の花火の時間まで、1時間弱だったでしょうか?
空を眺めたりゲームをしたりしていると、
スポンサーの紹介アナウンスの後に、尺玉花火が打ちあがりました。
急いでカメラを向けてみても、
夜空に浮かぶ大輪の花は、フレームに収まりきりません。
次いで、ドンッ!と大きな音とともに肌で空気の震えを感じました。
観客の中には、その音に驚いて泣いている幼子もおりました。
私自身、ここまで打ち上げ場所の近くで、
花火を見たことはなかったかもしれません。
連続花火のスターマインと尺玉花火が交互に打ち上がってましたが、
その場で見るなら、迫力ある尺玉花火の方が私好みでしたね。
一時間半ほど花火の打ち上げが予定されていましたが、
私たちは、帰路の混雑を避けるために早めに切り上げました。
そして、花火が打ち上がるたびに、夜空を振り返りながら宿へ向かうのでした。
つづく。