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晴れやかなる四十路へ!

お坊さん手配サービス

某ネットショップサイトが、
僧侶の手配サービスを価格表示にして物議をかもしています。

初めてこのニュースに触れたとき、
マスコミは画期的だと、
もてはやすような取りあげ方をしておりましたが、
私は危惧していたことを覚えています。

先日観た討論形式のテレビ番組でも、居並ぶパネラーは、
あらかじめ価格がわかることに歓迎する声が多かったです。

しかしながら、どうなんでしょう?
私としては、価格表示には否定的な考えを持ちました。

そう思っていたら、仏教会からは、
宗教にそぐわないと反対の声があがっているそうで、
なんだか少し安心も致しました。


手配サービスの価格は、今のところ一般的に包むお布施の額と比べたら、
高額ではないらしく、むしろ、リーズナブルな価格設定らしいです。

でも、これを歓迎するのは、
市場原理に慣れきった感覚の人たちではないでしょうか?

私が考えるには、その額が高かろうが、安かろうが、
価格が決まって書かれている以上は、
他の人より、高かったら損をしたと妬みを生んで、
安かったら得をしたと俗っぽく喜ぶ醜態を生んでしまうように思えるのです。

また、事情があって貧しいご遺族のために、
その表示価格より安いお布施で供養をする僧侶がいたら、
いわれのない妬みを被る結果にもなりえません。

まぁそもそも宗教なのだから、
金額に振り回されてはならないんじゃないでしょうかね?

本来は、気持ち良く包めるお布施の金額で構わないのだと思います。
お布施の額が少なくても、多くても、構わないのだと思います。

もし暗に高めの布施を求める僧侶がいたのなら、
その僧侶自身が抱える市場原理に染まった物欲・金銭欲を、
なんとかしてからにしてもらいたいものです。

また、まことしやかに言われる相場は、あくまで相場であって、
一般的な家庭の一般的な仏事において、
互いに気兼ねする心に配慮した知恵の賜物なのでしょう。

ですから、市場原理優先で行う僧侶手配の価格表示は、
害がないように見えて、
実は害を生みかねない危険な行為であると、
私は強く思うのでありました。

あ、ちなみに僧侶へ仏事を頼むことに、
敷居が高いと感じる人もいるかもしれませんが、
それは、布教のためにも?もっと頼みやすいカタチを、
お寺や僧侶側に要望して良いとは思いますがね。
by ambitious-n700 | 2016-04-23 16:01 | 時事 | Comments(0)
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