年始に大阪へ行ったときに購入した「たこ焼きようかん」、
なかなか食べる勇気が出なかったのですが、
賞味期限が近づいたので、この度、思い切って挑戦を致しました。
なんだろう?
初めてブルーチーズを食べた時の気持ちに似ていますね。
フィルムをあけると、白餡に透けて散りばめられた青海苔。
そして、ほのかにソースの香りが鼻をつく。
ひとくち頬張れば、甘辛いソース味。
私は、未踏の地へ行った気がしました。
形容しがたいこの味に、甘辛くて美味しい食べ物の記憶を呼び覚ます。
砂糖醤油って、美味いよな・・・でも、違う。
中華料理の甘辛チリソース?・・・いや、違う。
そもそも、おたふくソースって少し甘いよな。
それに、餡の甘さで上重ねをして、
このざらついた舌触りが、おたふくソースを超越させるんだな。
お茶が合うのか?コーヒーが合うのか?ビールが合うのか?
この味に合う飲み物を考えながらも、思いつかないまま、
飲み物も飲まずに、完食していました。
そして、最後にピリリとした生姜の味が舌に残る。
おぉ~っ!これは良い!
生姜の清涼感が、意外性を持って締めてくれたのでした。
タコの入っていない「たこ焼きようかん」、少し勇気がいる食べ物でしたね。