【2日目】熱海
朝方、5時半ごろ起床。6時に出立。
この旅一番の目的だった「熱海海釣り施設」へ。
しかしながら・・・あいにくの雨模様です。
宿の配慮でテイクアウトにしていただいた朝食を、雨空を見ながら庇の下で頂く。
予約もしていたので、とりあえず、海釣り施設の管理棟まで向かってみる。
海釣り初心者の私は、雨が降れば中止か延期を考えていましたが、
みなさん、ポンチョを着て釣り糸をたれていました。
係りの人も、この位の雨では当たり前だと言わんばかりに営業をしていました。
しばし家族みんなで検討し、ポンチョを借りて海釣りを決行することに。
途中1時間程度で雨は止んでくれたので良かったのですが、
雨と汗にまみれての釣果は、ネンブツダイ7尾にスズメダイ1尾。
我が子は大物を欲していましたが、
釣り堀ではないため、思うようには釣れませんでした。
施設で、魚持ち込みOKのお店を紹介していただき、
そこで釣った魚を唐揚げにしてもらい、昼食のおかずとして頂きました。(※1)
きれいに食べたのですが、苦労したわりには、収穫は少なく、
漁師さんのありがたみを肌で感じるのでありました。
昼食を終えて店を出ると、あいかわらず雨は降ったり止んだり。
晴れていれば遊覧船や初島行きも考えていましたが、
屋根のある「県立生命の星・地球博物館」へ行くことに。
電車を乗り継ぎ「入生田」駅に着いたのが13時半ごろ。
14前には博物館で見学をしていたと思います。
最初に「外来生物」の企画展を見学。
「国内外来」「国外外来」があることを知る。
まぁ、生物にとって人間が作った国境など関係なく、
その生態系を乱すものが外来生物であるからにして、
法律云々ではなく、捕まえた場所以外で、
人的に、その生物を自然に帰してはならない・・・とのことらしい。
極端に言えば、沖縄で捕まえた生物を、北海道で放したら、
それは国内外来ということになりますね。
まぁ日本という国は、南北に長く島国でもあって多様な生態系があるからこそ、
その意識を高く持つことは大切なんだと思い知らされました。
常設展示は、天文分野の原始地球から始まって、
生物の起源、多様な生態系の標本、ゲノムから宇宙開発まで、
順路を追って行けばわかるように、見学しやすくまとまっています。
上野の科学博物館は資料が豊富すぎて、全て見学するのは大変ですが、
うまくコンパクトに凝縮されている感じがしました。
私が中でも強く印象に残ったのは、
天井に展示されていたケツァルコアトルスで、なかなかの迫力でしたね。
館内をゆっくり見学して「入生田」駅に戻ったのが16時前。
途中で翌日の切符を買ったり、お土産を物色して、
宿に戻ったのは、17時半ごろでした。
温泉に入って(※2)食事を済ませ、土産物と衣類を郵送手配して、
早起きの疲れが出たのか?22時前には就寝。