冬至が過ぎて、天皇誕生日、クリスマス。
まぁ、冬至の日に祭事を行なう所も諸々ありまして、
日が一番短くなる冬至の日を境に、また昼の時間が長くなり、
太陽が生まれ変わる・・・というような謂れのところが多いです。
穴八幡の「一陽来復」とか!?
そして、この太陽の運行(地球の公転)に同期して、
聖人が誕生した・・・と、神秘性をもって語られることもあります。
だが・・・待てよ。
これを当たり前のように受け入れていた私だが、
脳裏によぎったのは、南半球ではそうはいかねーぞ・・・っと。
南向きの陽あたり良好は、北半球でのこと。
南半球では、北向きの方が陽あたりが良いことでしょう。
日本の冬至は、オーストラリアじゃ夏真っ盛り、
昼の一番長い夏至の日に相当する・・・ハズ・・・。
文明が、北半球に偏って発達したがために、
当然のように冬至祭が根付いたと思うが、
南半球の文化の中には、きっと夏冬が反転した暦があって、
その宗教観で祭事が行なわれても、おかしくない・・・っと。
そこで調べてみたら、夏至は夏至で祭事があるそうで、
キリスト教では、聖ヨハネの生誕を祝うんだそうです。
他の宗教や慣習でも、きっとあるんでしょうが、
夏至は、徐々に昼が短くなる為に、
太陽にエネルギーを与えようと火をくべる祭事が多いようですね。
まぁ・・・夏至と冬至の近くでそれぞれに聖人が誕生するとは、
偶然なのか?必然なのか?
よくできているものだと感心しましたね。