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晴れやかなる四十路へ!

金環日食●2012●

今朝方、金環日食がありましたね。
3年前の皆既日食の時には残念な想いもしましたが、
そのときに購入した専用フィルターシートを補修しなおして、
我が家のベランダで、撮影にチャレンジしました。

朝の慌しい時間ではありましたが、いつもより早起きをして時間を作りました。
欠け始めのころは、まだ雲がかかっていましたが、
金環の状態になるピークの頃合になると、
雲も少なくなり、きれいな金の環を見ることができました。
金環日食●2012●_b0090284_1111531.jpg

嫁と我が子は、私ほど興味がないようでしたが、
朝食の合い間にベランダに出てきては見ておりました。

何時何分にどこどこで日食が起きると計算され、
ここまで正確に太陽と月の動きを把握している現代ではありますが、
それでも、宇宙については、わからないことばかりです。

その存在と規則性が徐々にわかってきたとしても、
宇宙誕生の謎は、まだまだわかりません。

昔から、天文と哲学はクロスオーバーして語られることも多いですが、
その存在と規則性がわかってきても、
アイデンティティをなかなか見出せないところが、
宇宙と哲学の似ているところかもしれないなぁ~と思ったのでした。


色即是空 空即是色

ひとつの解釈として「関係性の中にしか価値を見出せない」と読んだ記憶があります。

月も太陽も単体では、確かに価値を見出すのは難しいですが、
ゆたかな生態系をもつ地球には欠かせない天体です。

そして、アイデンティティを見出すにしても、
人間関係や社会の中でしか見出せないかもしれないのは、
やはり般若心経の通りかも・・・と思ったのでした。
by ambitious-n700 | 2012-05-21 11:01 | その他 | Comments(2)
Commented by 練馬大根 at 2012-05-23 07:25 x
見事な一枚ですね。私も撮ってみようかと思いましたが、仕事の都合で準備がままならず、当日も会社のデスクで仕事をしながらワンセグで観るに留まりました。

天体に興味があるということではありませんが、その時その時のイベントとして時間を切りぬいて後々に実感したいものですね。
Commented by G at 2012-05-28 16:03 x
学生の頃は、地学の天文分野は大ッキライだったのに、
なんで魅かれるようになったんでしょう?

忙しなく時間に追われる毎日ではありますが、
何かに感動できる心のゆとりを持ち続けることって、
やっぱり大切ですね。
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