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晴れやかなる四十路へ!

とある痴話ゲンカの考察

イタリアの長期政権を担っていたベルルスコーニ首相が辞任を表明しましたね。
女性スキャンダルでも、話題をふりまいた方でした。
イタリアの男性は、女性を見たら口説かないと失礼に当たる!ってぐらいに、
愛を囁くのが日常的なお国柄なようです。

それに感化されて、日本でもパートナーに対して、
なかなか日常で「愛してる」と言ってくれないと騒ぐ女性がチラホラ見受けられます。

まったく馬鹿げた話である。

そして、ケンカになる。

まぁ・・・パートナー同士がよければ良いのが恋愛だから、
軽い言葉と捉えて「愛してる」を連呼して、
チュッチュ、チュッチュするのも咎めはしないけどね。
西洋カブレも大概にして欲しい、とは思う。

本来、「I love you」も、「Je t'aime」も、「Ti amo」も、
日本文化で育まれた日本語の「愛してる」じゃないのだよ。

そして、前述のブログ同様に、
言葉にすればするほど、こぼれ落ちる想いもあるのだよ・・・とね。


「愛してる」と言ってくれないと騒ぐ女性心理に、そもそも愛があるのかね?
「愛してる」の言葉を求めることは、自身の不安解消や欲ではないのかね?

むしろなかなか「愛してる」と言わない側の心理にこそ、
誤解を招いてはいけないと、他者を慮る愛があるのではなかろうか?


所詮「愛」なんて形而上的なものは千差万別。

「好きな面もあるけど、嫌いな面もある」
「愛していても・・・許せない」など、
相反する気持ちをあわせ持つのが普通なのだから、
自分自身をシッカリと把握して、
それを表現できる人の方が少ないんじゃないかと思います。


さぁ・・・では、どうするか?

日常的に「愛してる」と言えない誠意のある皆さま!

言葉にできないならば、
「肩を抱き寄せる」「唇を重ねる」など言葉以外のツールで、
自身の気持ち(≒欲求)を体現して見てはどうでしょう。

これを相手が、誠意と取るか?ごまかしと取るか?
その後の展開に、私も責任はもてませんが、
それもいいじゃないか・・・と思いませんか。


以上、
他愛のない(他者に愛のない)、そして、無責任な考察なのでした。
by ambitious-n700 | 2011-11-14 16:59 | ぼやき | Comments(2)
Commented by 練馬大根 at 2011-11-15 07:13 x
言葉を欲する娘が多いのは確かに感じますね。私が思うに、生活環境の変化からくるものではないでしょうか?

我々の世代では友達と外で走り回って遊び、社交性、協調性といったことを自然に身に付けていたかと思います。
Gさんの仰る世代の人は、共働きが多くなり、友達と遊ぶ時間も減り、家に篭ってゲーム三昧...きっと他人とのコミュニケーションの取り方がわからないのだと思います。相手の表情、仕草、雰囲気そういったものをお互いが感じ取って初めて相手に対する「愛情」が感じ取れるのではないでしょうか。
与える愛、求める愛そのバランスが崩れると重荷になり心が離れるものになるのかと思います。

愛を昇華し阿吽の呼吸を手に入れられれば究極の「愛」となるでしょうし、消化されればただの「空気」となるでしょう。・・・まぁ、どちらでも長続きはしますネ(;一_一)
Commented by G at 2011-11-20 09:29 x
言葉のキャッチボールも、本当のキャッチボールも下手ッぴな私です。
我が子はひとりっこだから、
良いコミュニケーションの経験をつませたいものですね。
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