つづき。
京都旅行3日目。
この日の朝食は、とても美味しい「汲み上げ湯葉のお粥、吉野餡がけ」。
お粥とご飯を選ぶことができたのですが、
嫁さんはご飯を選んで残念がっておりました。
味見程度はあげたんですがね。
そして、この日の大気は不安定なようで、朝食時の外は大雨でした。
お昼には新幹線に乗る予定でしたので、駅にもほど近い二条城へ車で移動。
二条城へ着いた時は雨もやみ、リュックとカメラを手に持ち、いざ城内へ。
門をくぐって、二の丸御殿を見学。
大政奉還だの、書院造りだの、スピーカーの説明を聞きながら楽しむ。
そして、黒と金の配色で描かれている狩野派の障壁画に厳かさを感じ、
金の使い方は、やっぱりこうだよなぁ~とも思う。
大老やら老中の間の質素さに、ここまで将軍と差をつけなくとも・・?と思いながら、
装飾や造作から、わかりやすい権威付けをしていたのだなぁ~と感じ入る。
二の丸御殿を出て、記念撮影などをして、庭園を歩いて本丸天守閣跡へ。
天守閣跡に着いた頃、ふたたび、雨が降り出す。
リュックにしまってあった折り畳み傘を出すも、我が子と私の2本だけで・・・。
自分の荷物は自分で管理していた嫁さんの傘はありませんでした。
大粒の雨で、ズブ濡れにしてしまうのも忍びなく、
嫁さんを傘の半分に入れてあげたのはいいのですが、
私達家族の前を歩くカップルは、
折り畳み傘をもつ彼女の脇で、
何食わぬ顔で、傘に入れてもらえないズブ濡れの彼氏がおりました。
私たち夫婦以上の溝が、このカップルにはあったのでしょうか・・・!?
その溝を作っているのは、
若さか?遠慮か?プライドか?それとも、ただの無神経?
いやいや、きっと当事者でなくてはわからない深い事情があるのかも?
・・・もう・・・何が正しいのか、わかりません・・・・・・
途中にある門の下や土産物店で、小降りになるまで雨宿りをしつつ、
二条城を出たのが、11時頃。
レンタカーを返して、駅弁を買って、
無事に予定の新幹線に乗車し、昼食をとりながら品川まで。
そして、家には帰らず、次は品川から羽田のホテルへ移動。
なぜなら翌日は、我が子が羽田から飛行機に乗って、
サマーキャンプに行く日であり、体の負担を考えての前泊です。
羽田のホテルへチェックインをしたのが、16時ごろ。
郵送してあったサマーキャンプの準備の荷物を受取る。
その後は、国内線・国際線のターミナル内の施設を楽しむ。
展望フロアやら、江戸小路、スターリーカフェのプラネタリウムなど。
レストランで夕食を取り、シャワーを浴びて、就寝したのは21時半ごろ。
盆の終わりへつづく。