我が子がサマーキャンプに行っています。
ここぞとばかりに遊びたい気持ちを抑えつつ、
ここぞとばかりに住まいの片付けに精を出しました。
以前から、脱衣所に散らばっている洗剤類が目に付いていたので、
それをどうにか整理をしたいと思っていました。
考えたすえ、洗面所脇に僅かながら無駄なスペースがあり、
そこへ収めようと「すきま収納」をしばらくの間、探していました。
ところが、なかなかピッタリのサイズのものもなく、
ようやく購入してみた棚が、微妙に入らなかったりしました。
そこで、ないなら自分で作るしかないと、
諦めかけた心に鞭を打ち、日曜大工に励んだわけです。
材料の購入から、完成まで、およそ5時間。
なんとか洗面台の両脇に棚ができました。
そして、無秩序に置かれていた洗剤類を棚に収めようとしたのですが・・・
ここで、残念ながら、私の心は折れました。
そう・・・折れたね・・・一度は、ポキッと折れたと思うよ。
確かに散らばっている洗剤類を見るに見かねて、棚を作ったのは私だ。
床に散らばっているから、
足にあたるとボーリングの如く倒れてイラついていたのも、私だ。
しかしながら、ホコリまみれになった洗剤類は、
柔軟材やら、漂白剤、洗濯槽クリーナーやら、エアコンクリーナー。
さらには、排水パイプの洗浄剤にリネン水?電解水?花粉がつかないスプレー!?
そして、嫁さんの化粧水などなど。
まぁ剃刀をあてることが少なくなった私のシェービングムースもありましたけどね。
その大概のものは、私が買ったものじゃないのですよ。
しかも、同じ用途のものが出てくると、
なんでこんなにあるのだろう?
なんでこんなに苦労をして片付けているのだろう?・・・との念が、消えない。
ホコリまみれになるほど使われていない洗剤を見ているうちに、
掃除をするための洗剤を、ひとつひとつ雑巾で拭いているうちに、
いつしか、私のこころは折れたんだと思う。
ひと息をついて、ビールをあおり、
嫁さんが帰ってきてからは一緒に作業を続けましたけどね。
そして、いつもの部屋の掃除と、
ザリガニ水槽の砂利洗いを終えた時間は、夜の10時前。
その日の午前中には、健康診断にも行っていたので、
まぁ、充実の休日といえば充実の休日でしたが、
身体は休まらない休日なのでした。