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晴れやかなる四十路へ!

小松左京さんを悼む

SF小説の大家、小松左京さんが亡くなりました。

私自身はSF小説にあまり興味もなく、
小松左京さんについては、インタビュー記事などで目にする程度でした。
それでも、その設定等を垣間見るだけでも、
未科学的な視点はいっぱいあって、
科学進歩のための発想力を培うには良い土壌なのかな?と思います。
小松左京さんの発想も、きっと科学の進歩に大いに寄与していたことでしょう。


本との接し方については、どうも私は下手でして、
エンターティメントとしての読書がなかなかできません。

特に小説に関しては、共感できる所や憧れる所がないと、もうダメですね。
それでも理屈っぽいものなら、まだ好きなんで多少は読めるんです。
しかし、読めど進めど登場人物に深みが感じられなかったり、
私自身と環境が違いすぎていたりすると、
共感もできませんし、何が言いたいのかもわからず、
つまらなくなって読了に至りません。

ノンフィクションや歴史モノなら、
その存在感と結末如何で、学び得る所があるので良いんですがね。


本は知識の宝庫ともいますし、いまや言葉は溢れているから、
困った時や行き詰った時には、その自分のTPOに合った、
目を覚まさせてくれる言葉が、どこかにあるのだと思っています。

ただその言葉に出会えるか?出会えないか・・・


私は、読書に何かを期待しすぎているのかもしれませんが、
やっぱり、こう思い返してみても、
先人達の言葉から何かを学び取ること、
そして、たとえそれが拙い思いつきであったとしても、
何かを書き記すことは、
良いことなんじゃないだろうかと、改めて思ったのでした。
by ambitious-n700 | 2011-07-30 10:43 | その他 | Comments(2)
Commented by 練馬大根 at 2011-08-01 06:59 x
読書は文章表現から知識を得たり、想像力を掻き立てられたりということが、割と手軽にできる手段ではありますね。私は昔から本を読むことより、体験して5感をフルに使った経験からの想像力しか持ち合わせてはいませんでした。(じっとしているのが苦手だったのです。)

社会人になり、通勤電車に揺られてる間に漫画的なものでもいいからと思い、文庫本を読み始めました。今になって幼き頃に「本をたくさん読みなさい」と親に言われたことが身にしみてきましたね。

御客様との対話方法も文書の表現方法も、日常的な道徳やマナーも色々な形で飛び込んできます。

本との接し方も人それぞれではあるかもしれませんが、自分にない物を教えてくれる貴重なアイテムとして私はお付き合いをしています。
Commented by at 2011-08-05 17:08 x
読書も、経験も、私の学生時代は褒められたものでもなかったかな。
我が子には、本とも人とも良い付き合いをしてもらいたいものです。
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