実は先日、結婚の儀式をして数周年の節目を迎えました。
書こうか書かまいか迷ったのですが、
ブログを始めてからおそらくは書いていないので・・・、
意を決して「結婚きねん日」について書きたいと思います。
世間一般では、「結婚記念日」とか言う人もいますが、
実は一周年のときより良い思いはなく、スルーしたい「きねん日」でしたから、
それ以降も、なるべく普段と変わらずに過ごしたい気持ちがありました。
もうね・・・なんでしょう?
結婚した日を、祝わなきゃいけないですか?
祝いたい気持ちが湧いてこないんですけど・・・悲しいことに・・・。
それでも、式を挙げた日は忘れられないものだから、
何かしなきゃいけない強迫観念のようなものを感じるわけで、
胸にモヤモヤを抱えてしまうのですよ。
一周年を迎える時は、ちょうど夫婦ゲンカの真っ只中で、
どう考えてもこちらから謝るのも納得は行かないまま、その日は来てしまいました。
とりあえず、強迫観念に突き動かされ外食をしましたが、ケンカの続きをしていたのか?
微妙な距離感で箸をつつき、会話もぎこちなく、楽しかった思い出はないですね。
円満な家庭生活を送られている方々は、祝うこともあろうかと思いますが、
必ずしも円満な夫婦生活を送っている人ばかりでないのでね。
忘れやすい日に結婚しとけば・・・などとも、脳裏をよぎったものです。
そのようなスルーをしたい「きねん日」を過ごしてきたのですが、
今年は大きなケンカもなく、抱えるワダカマリは日常と化していたので、
さほど波風の立たないまま、また、その日は来ました。
数年前から、実母が祝いの品をくれるようになっており、
その気持ちとともにありがたく頂戴しています。
今年はケーキでした。
そして、時間をなんとか作って、例年通りの外食となりました。
我が家は比較的、外食も多く、珍しくないのですが、
ケーキや外食をしていることで、我が子も何かがいつもと違うことを察したようです。
そして翌日、ソフトキャンディーを一粒づつ、私と嫁さんに差し出してきました。
・・・お祝いだそうです。
これは、素直にうれしい出来事でしたね。
我が子に芽生えたその気持ち、その成長ぶりが何よりです。
今年になって、ようやく「結婚きねん日」が嬉しい気持ちを運んできてくれました。
私自身は、まだまだ気持ちがついていかない「結婚きねん日」ですが、
考えようによっては、「結婚祈念日」。
結婚生活を送れることを祈念するには、良いかもしれないなぁ~と思いを新たにしたのでした。