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晴れやかなる四十路へ!

神社巡礼の記録55【子安神社(八王子)】


知り合いのところで、今度、子が生まれるというので、
安産祈願の神社は何処かと思いを巡らせていました。
まず、思いついたのは東京の水天宮でした。
しかしながら、水天宮は幾度か参詣しているので、
参詣したことのない神社はないかと、
さらにリサーチした結果、八王子の子安神社が見つかりました。

子安神社は文字通り、
子の安産祈願のために創建された神社とのことです。
皇后となられた雅子様、また、秋篠宮家の紀子様も、
安産祈願に訪れているそうです。

水天宮の御祭神は天之御中主之神で、
天地開闢、造化の三神の一柱で原初の神でしたが、
こちら子安神社の御祭神は、木花開耶姫命です。
どうして安産祈願の対象として祀られるようになったのか、
知識を得ていなかった私は調べてみると・・・。

安産を願うとき、破水後にスルリと生まれ出でるように、
湧水の地や水に縁ある神様へ人は祈願をしたくなるようです。
まぁ原初の神である、天之御中主之神は創造神で、御神徳は広大無辺、
水天宮と称されれば、安産につながるのもわかる気がします。

そして、木花開耶姫命については、
私は、霊峰富士の浅間神社のイメージばかりだったのですが、
記紀神話で、火を放った産屋で無事に子を産むことから、
安産の神様として信仰をされているとのことでした。
えぇ、不勉強でございました。


私はJR八王子駅から歩いて行きましたが、
京王八王子駅の方が近くなります。
境内の周囲は駅前らしく開発が進んでいますが、
繁華街のなかに、そこだけ時を越えたかのように鎮座しています。
子安神社と金刀比羅神社のノボリが立っていて、
鳥居がございました。
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境内に入ると、まずは手水舎にてお浄め。
子安神社の拝殿前にて、神恩感謝と安産祈願・・・
知人の安産祈願を縁に参詣しましたが、
世のすべての母子の安産祈願を奉じて来ました。
安産を望まぬ母などいないですから。


子安神社の脇から奥へ進むと、
金刀比羅神社と葦船社、五社の相殿。

金刀比羅の字を見て、反射的に崇徳天皇を想起しましたが、
こちらの御祭神には、大物主命のみのようでした。

そして珍しいのが、葦船社でした。御祭神は日留子命。
恵比寿さん、スクナビコナノミコトと同一視されてますね。
記紀神話では、未熟なために葦船で流された神様です。
現世に恵みを得られなかった水子を守る神として、
こちらでは祀られているようです。

水子供養はお寺さんが多いですが、
神社として、その思いに応えての創建のようでした。

子安神社の拝殿前に戻って、
神楽殿、御神木や御神池、句碑、いくつかの境内社。
他に、安産祈願とお礼参りに奉納された底抜け柄杓など。
安産の縁起物として、
底の抜けた柄杓があることを私は初めて知りました。
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最後に、社務所にて御朱印を拝受いたしましたが、
結婚式やその他の祈祷も行われているようで、
しっかりした建物でした。

私は、珍しい葦船社の印象が強く残りましたが、
子に対する親の思いが満ちている神社でありました。


# by ambitious-n700 | 2019-06-14 11:48 | 神社仏閣 | Comments(0)

アニメ映画「パプリカ」鑑賞


街中で「ぱぷりぃ~か♪」と、
2020応援ソングを聞くことが多くなりましたが、
映画の「パプリカ」を鑑賞いたしました。
2006年、筒井康隆氏原作のアニメ映画作品です。

夢を共有してセラピーを施す機械が発明されて、
それが、悪用されて暴走して、てんやわんやな映画です。

夢の世界ゆえのエキセントリックな表現が、
とても楽しい作品でした。
そこに平沢進氏の音楽が、
狂気と幻想に磨きをかけていました。
きっと見ていて飽きることはないでしょう。

トランスヒューマニズムなどの近未来の都市伝説では、
「肉体を離れた意識体」を想定することがありますが、
その意識体が置かれる世界が共有されて、
それが夢の世界だったとしたら・・・と、
可能性を排除しきれない楽しさを持ったSF作品でございます。

構成が単純と言うわけではないので、
観る人を選ぶかもしれませんが、
「君の名は」や「千と千尋の神隠し」などの
次元や時間軸を超えた世界観に苦がない人ならば、
充分に楽しめる、おススメしたい作品だと思います。


# by ambitious-n700 | 2019-06-14 11:24 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

神社巡礼の記録54【若宮八幡宮(川崎)】

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五月の大型連休にコレと言った所へ行かなかったので、
職場で肩身が狭いと嫁の訴えられました。
また、我が子がサークル活動で川崎方面へ行くというので、
それを縁にして川崎の若宮八幡宮へ参詣してきました。

若宮八幡宮と言いましても、
同じ境内にある金山神社、かなまら様の方が有名かもしれません。
奇祭、かなまら祭りが観光資源として知られているそうです。
外国旅行者からウタマロフェスティバルと云われるらしく、
私も、そこから一度は訪れるべき神社として知りました。

川崎駅から大師線、川崎大師駅の改札を出まして、
川崎大師への参道とは反対側の交差点に鎮座しています。
もう本当に駅前です。

川崎大師の平間寺が、あまりにも規模が大きいので、
少し影に隠れてしまっているようですが、
境内には幼稚園もあって、地元に馴染んでいる神社という感じでした。

由緒的には、若宮八幡宮の境内に金山神社が遷座されてきたようで、
手水で清めてから、私はまず、若宮八幡宮へお参りをしました。
それから境内にある金山神社、大鷲神社、稲荷社と参拝いたしました。

主祭神は、八幡様の若宮、応神天皇の子である仁徳天皇です。
この度、大仙山古墳が世界遺産へ登録になると話題ですが、
そこが、おそらくお墓だろうといわれている、仁徳天皇です。
実は、あまり詳しく知らなかったのですが、
倭の五王のひとりと言われていると、我が子は知っていました。

そして社務所を見てみると、御朱印等に並んでいる人もなかったので、
先日、御朱印を少しお休みをしようか・・・と記していましたが、
きっちりと御朱印を拝受いたしました。
こちらでは、御朱印の種類もいくつかあるようでしたが、
私は若宮八幡宮の御朱印を受けました。
改元後、令和になって初めての御朱印拝受でした。

また、社務所の2階に資料室がありまして、
18禁の展示を含め、見せて頂きました。
かなまら様の信仰は、川崎宿の飯盛女(娼婦)の祈願を受けて、
いわゆるリンガ信仰といっても良いかと思いますが、
どうやら夫婦和合や子授けのご利益よりも、
性病快癒や商売繁盛の方が強いのかもしれないと感じます。
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金山神社の御祭神は金山比古神と金山比売神で、
元来は鉱山や鍛冶の神さまとのことですが、
ふいごの動きから、転じて、
性の神とも崇められるようになったらしい・・・という謂れと、
伊邪那美命が、女陰を大火傷しながら火之加具土神を生み、
床にふせった時の吐瀉物から生まれた神と言うことから、
性病快癒に繋がる・・・という謂れがあるようです。

どちらがどちらなのかわかりませんが、
昔から金山神社が性に対する人々の思いを
受けとめてきたのは間違いないのです。


若宮八幡宮の参拝を済ませた後、川崎大師へご挨拶に行きましたが、
陽も傾き17時になろうかという時間だったため、
仲見世通りの土産物屋も、店仕舞いの支度をしていました。
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川崎大師の境内では、本堂、五重塔、横綱北乃湖の像など。
そして、帰り際に蕎麦店にて夕食を摂って帰宅いたしました。


# by ambitious-n700 | 2019-06-09 16:18 | 神社仏閣 | Comments(0)

小説「精霊流し」読了


久しぶりに読書感想です。
原点回帰しまして、さだまさしサンの「精霊流し」です。
さだファンを自称しているにもかかわらず、
デビュー作を読んでいませんでした。

小説としては「解夏」を読んでからファンであり、
音楽については「北の国から」をはじめ、
かなり前から心に残っていたので、
いつから好きだったか記憶にございません。

「精霊流し」については、楽曲の方が印象に強く、
また、映画でもやっていたなぁ~と思っていました。
そしてタイトルから、
なんとなしに勝手に想像できるところがあるうえに、
なにより、本としては厚みがあって、
読書慣れしていなかった頃の私は、いつも躊躇していたのです。
今回、ようやく手にとることができました。

他の方のレビューを見てみると、泣ける!とのことで、
ストーリーはとても好きでしたが、
20年以上感涙したことのない私は、残念ながら泣けませんでした。

また、小説家デビュー作で自伝的小説と言うことで、
さださんのトークや番組に触れていると、
聞いたことがあるようなエピソードがあります。
私は、どこまでが真実で、どこまでがフィクションか、
心をくすぐられました。

しかしながら、最後の(朝山実氏の)解説まで読むと、
それは野暮だと書かれていて・・・、
あぁ・・・そうだなぁ~と思いを改めました。

事故や病、災害などで、
身近な人が命を落とすことは現実にあるわけで、
それに対して、否が応にも、哀しみが湧くものです。
「精霊流し」に故人への想いをのせる、それぞれのエピソードは、
やっぱり優しい眼差しをもって描かれていました。

そして時に相手を傷つけてしまう、すれ違いや諍いについても、
その原因は、確かな悪意というよりも、
立場の違いと浅慮だったりするのかなぁ~と思いました。


さてこれで、さだまさしサンの小説は、
6~7冊はを読んでいると思います。
中には、実体験が投影された作品も多かったと思います。

そして、さだまさしサンと言えば、
多額の借金を完済されたスゴイ人でもあります。
ファンとしては、たいへん失礼だと思うのですが、
いつか借金返済についても、そのご苦労とともに、
作品で読んでみたいなぁ~と思わずにいられないのでした。


# by ambitious-n700 | 2019-05-22 13:34 | Comments(0)

井の頭自然文化園


神社巡礼をひと休みのなか、
久しぶりに趣向を変えて、動物園へ行きました。
上野、多摩は何度か行ったことがあるので、
いまだ入園をしたことがない井の頭自然文化園です。

敷地規模がそう大きくなさそうで、
なおかつ、際立って珍しい動物を聞いてなかったので、
いつも機会を逃していました。
しかしながら、今回初めて行ってみて良かったです。

私の心を掴んだのは、ハンザキことオオサンショウウオ、
次に、象のはな子がいた飼育舎、そして、平和祈念像ですね。
印象に残ったのが動物だけでないのは、
自然文化園たるゆえんでしょうか?
リスの行動展示やモルモットとふれあえるなど、
動物園としての工夫はされていますが、
園として、独自色が強いのは上記の三つだと思います。

オオサンショウウオは、
以前、水族館かどこかで見たことがあったと思いますけれども、
その大きさをゆっくりと感じ取れたのは、とても貴重でした。

そして、象のはな子は、
映画の題材にも起用された有名な象ですが、
主をなくした飼育舎に、その生涯が展示されていました。
生きている動物を見るのではなく、
動物園で愛された一頭の象の生涯に触れるという、
なかなか斬新な趣向です。
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その巨体に対しては狭いだろうと思われる飼育舎ですが、
人間の眼からすれば、充分にもの寂しさを感じる広さで、
なんだか心に残りましたね。

また、動物園の奥には彫刻展示があって、
北村西望氏の作品が展示されていました。

動物園に来て、彫刻を鑑賞するとは思いも寄らなかったのですが、
長崎の平和祈念像を作った方で、
そのアトリエと平和祈念像の原型等が展示されていました。
他にも数々の大きな彫刻があって、それらを間近で眺めれば、
迫ってくる存在感に、きっと何かを感じることができると思います。

そして都民なら、長崎まで行かなくても、
込められた平和への想いに触れることができることでしょう。

確かに、動物園として捉えれば、
大型動物や猛獣の類は見受けられません。
ですが、貴重なふたつの「ぞう」に触れることができる、
得がたいスポットだと思いました。

こちらは加藤清正公の像。
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こちらはリスの展示舎にて。
放し飼いのリスたちの中へ入れます。
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ヤマアラシ、カピバラ。
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# by ambitious-n700 | 2019-05-16 11:15 | 旅・行楽 | Comments(0)

改元、御朱印ブームを思う


譲位および即位により御代替りが行われて、
令和の時代になりました。

天皇制は、いわゆる国家神道の流れにありますので、
あちらこちらの神社で奉祝の祭事があったようです。
それに伴って、限定の御朱印があったようですが、
これに長蛇の列ができてしまった所もあるようです。

私自身も、いままで御朱印を拝受してきましたから、
煌びやかで限定の御朱印が手にできるとなれば、
心が疼かないわけではありません。

混雑を予想しつつも、もしかしたら・・・との淡い期待を胸に、
令和になった5月1日に地域の神社へ参拝に行きましたが、
特別御朱印を待つ列が境内をぐるりと一周していました。
私の欲心は早々に折れてしまい、参拝のみで退散してきました。

また、各メディアでも伝わってきましたが、
御朱印がネットオークションに出され、
悲しいことに売買される事例もあるようです。

その行為の正邪は一目瞭然ですから、殊更に取り上げませんが、
もし、それを是と捉える方がいたら、考え直して欲しいものです。
その行為は誰のためなのか?自身がお金が欲しいためなのか?
また、資本主義社会にある信仰と宗教の位置づけはどうなのか?

少しでも考えて、モラルや良心を感じることができたならば、
自ずと答えは出るかと思います。

言葉にすれば、私も御朱印拝受の欲心の助けを借りて、
参詣の縁をいただいているわけですし、
地域の神社では、助かっている一面もあるかとは思います。

しかしながら、見つめなおして、
少欲知足、互譲の精神も大切にしたいと思うのです。

連休中、神職の方々は、さぞ大変だったことかと思いますので、
私自身は、しばらく労いの気持ちをもって、
参詣すれど、ひと月程度は御朱印拝受を自粛しようかと思うのでした。

# by ambitious-n700 | 2019-05-10 12:31 | 時事 | Comments(0)

電子レンジ供養


平成最後の日ですね・・・そして、大型連休です。
まぁ、さほど関係のない社会的立場でございますけれども、
想い出を想い出にすべく、今回は電子レンジ供養の話でございます。

もう三週間前でしょうか、朝方にトーストを食べようと、
電子レンジのトースター機能を利用しようとしました。
ところが、スイッチを押すとともに、
部屋の明かりが消え、ブレーカーが落ちたのです。

まず私は過電力を疑い、ブレーカーを入れなおして、
改めてトーストを作ろうとしたら、また落ちてしまいました。

いまいちど良く点検をすると、漏電ブレーカーが落ちていて・・・
ふむ・・・原因を探るべく、電子レンジのコンセントを抜いて、
再度、ブレーカーを立ち上げます。

部屋の明かりはつきましたが、さて、どうでしょう?
躊躇いながら、恐る恐る電子レンジのコンセントを差してみると、
三度、ブレーカーが落ちてしまいました。

もうこれは電子レンジの漏電が推測できました。
とうとう買い替え時が来てしまったのです。


私が新社会人になって実家を出るときに、
実母と一緒に買いに行った電子レンジです。

かれこれ20年以上の使用に耐えた94年製の家電でした。
いうなれば、我が子よりも、嫁よりも、
付き合いの長い家電だったのです。
実母の七回忌も過ぎて、その愛着ゆえに買い替えができず、
そのままに、よく働いてくれたのです。
しかし、こうなってしまっては、
買い替え以外の選択肢は考えられませんでした。

私はやむなく躯体のサイズを測り、
新しい電子レンジを買おうとしましたが、
25年前の単身者向けの電子レンジって、かなり小さいのですね。
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家電屋さんの店頭に並んでいる電子レンジのその殆どが、
我が家の設置スペースに収まるようなサイズではありませんでした。
嫁は、新しい機能がついた製品を希望していましたが、
のき並みサイズが大きくて、
我が家に設置するには、大幅な模様替えが必要でした。
ここは残念ですが、嫁には諦めてもらい、
なんとか単身者向けの小さい電子レンジをみつけて購入しました。

めでたく漏電を起こしてから二日後に、
新しい電子レンジを設置できました。
電子レンジの利便性を失ってから、
あまり時間をおかずに買い替えができた方だと思います。

しかしながらこれで、
実母との思い出の品が、また、ひとつ処分されたのです。
仕方がないことです。
限られた我が家のスペースには、断捨離も必要です。
壊れた電子レンジを思い出だけのために置いておく訳に行きません。

これで、私が単身生活を始めた頃から利用している家電は、
とうとう炊飯器だけとなりました。こちらは93年製の三合炊き。
充分に耐用年数は過ぎていると思いますが、
いつまで付き合ってもらえることでしょうかね。

明日から、いよいよ令和の時代になりますが、
昭和、平成の想い出は想い出として、
私も新たな時代を歩まねばならないのですね。

# by ambitious-n700 | 2019-04-30 22:07 | その他 | Comments(0)

神社巡礼の記録53【中山神社(中氷川)~氷川神社】

つづき。

氷川女體神社から車でしたら10分もすれば、中山神社へ着くと思います。
まぁ、私は行き過ぎてUターンをしたので、もう少しかかりました。

中山神社の本殿は、東を背に西向きに建てられ、西へ長い参道があって、
たしか第二産業道路と表示されていたと思いますが、
この幹線道路が、中山神社の参道を南北に横切っていました。

二の鳥居の前まで、車両のまま進入できて、
有り難いことに数台分の駐車スペースがありました。

二の鳥居の前に立てば、境内をほぼ見渡せるほどの広さです。
正面に本殿、両脇にいくつかの摂社、手水舎が目に入ります。
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まずはお清めを済ませて、ご本殿へ参拝。
そして、書置きの御朱印を拝受。

本殿の裏に廻ってみると、旧社殿が保存されていました。
見世棚造りから流造りへの過渡期の建物で珍しいそうです。

またぞろ戻りまして、相殿の摂社へ。
そして、荒脛神社です。アラハバキ神を祀っています。
漫画等の創作物でその名を見る事は結構ありまして、
私も興味をもって調べているのですが、詳細はなかなか掴めません。
氷川信仰と縁が深い古代信仰の神様だと思われ、
アラハバキカムイや長脛彦命(ナガスネヒコノミコト)と、
同一視されることがあり、先住民の信仰神との見方が強いようです。

他に稲荷大明神の摂社がふたつあって、
こちらにもご挨拶をしてきました。

最後に車で入ってきた参道をずーっと歩いて戻りまして、
さらに幹線道路を横断して一の鳥居まで。
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最近では珍しくありませんが、
都市開発の影響が境内にまで及ぶ、時代の流れゆえの姿でした。

私が参詣していた時間には、
神社の関係者は居られなかったようでしたが、
手入れと管理が行き届いていることが伝わってきて、
境内には気持ちの良い空気が流れていましたね。

ひと通り境内の散策を済ませると、
まだ少し時間に余裕がありました。
なので、武蔵一宮の氷川神社へは、
以前「十日市」という祭りのときに参詣してますが、
この日の氷川三社めぐりとして、改めて詣でました。
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中山神社からは車で10分足らずの距離です。
隣接するコインパーキングは40分間無料でした。

広い境内を隅々まで周るのはちょっと時間的に難しいですが、
お祭りの時とは違って、
氷川神社の落ち着いた境内を見て周ることができました。

大宮アルディージャの祈願絵馬がありました。
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# by ambitious-n700 | 2019-04-27 10:37 | 神社仏閣 | Comments(0)

神社巡礼の記録52【氷川女體神社】


さて実家で車を借りての翌日は、大宮の氷川三社へ参詣しました。

三年ほど前に御朱印めぐりを始めてまもなく、
武蔵国一宮と知って、大宮の氷川神社には参詣しましたが、
そののち、氷川信仰では、
スサノオノミコトを祀る氷川神社が男体社で、
その妻のイナダヒメノミコトを祀る氷川女體神社があって、
その子のオオナムチノミコトを祀る中山神社があると知りました。
大宮の見沼地域にこの三社が一体として祀られ、
レイラインを築いているらしいとのことです。

それからと言うものの、気になる氷川女體神社の場所を調べ、
公共交通でのアクセスの難しさに機を逃していました。

その日の午前中は宅配物の受け取り等で出鼻をくじかれつつも、
なんとか正午過ぎには車で氷川女體神社へ着くことができました。

隣接する見沼氷川公園に駐車すると、園内は落ち着いた雰囲気でした。
見頃を過ぎた桜の木々と、ぽつりぽつりと見える人影。
疲れた営業マンが、ひと休みするには・・・うってつけ!?な感じでしょうか?
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そんなことを思いつつ、公園から参道の階段を昇り鳥居をくぐりました。
すると木々に囲まれて、本殿及び拝殿と授与所、
そして車の祓い所や摂社が目に入ります。
狭すぎず広すぎない、程よい落ち着いた空間でした。
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山の上と言うほどではありませんが、見沼を見渡せる丘の上で、
秩父宝登山神社の奥宮を私は想起しました。

とても好きですね、里山の風景と言いましょうか、
自然との調和がとれている穏やかな空気が心地良かったです。

手水舎で清めて、参拝。授与所で御朱印(書置き)を拝受。

神職の方は常駐していないようで、年配の女性に対応して頂きましたが、
やわらかい物腰や言葉遣いから人柄の良さが伝わってきて、
肩書きの有る無しは、あまり関係ないなぁ~と思いました。

アクセスの難しさから、見逃されているのかもしれませんが、
境内への細かい気配りや手入れがしっかりされていて、
近くに住んでいたとしたら、頻繁に訪れたい神社だと思いましたね。

参拝を済ませ戻るように参道の階段を降りると、
橋があり、それを渡ってまっすぐに進むと古来の祭祀跡に出ます。
祭祀跡は水(池?川?)に囲まれて、行き止まりとなっていました。

竜神様が祭られている摂社や船祭があることから、
永きにわたる“水”との縁の深さを感じました。
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そして私は再び橋の所まで戻って、
公園の駐車場へ向かい次の中山神社へと向かうのでした。

つづく。

# by ambitious-n700 | 2019-04-27 10:31 | 神社仏閣 | Comments(0)

神社巡礼の記録51【北野天神社(小手指)】


おかげさまで、毎週のように何処かしらへ詣でる機会を得ています。
今回は実家で車をお借りしまして、
電車でのアクセスが難しい神社へ、いざ参詣してきました。

まずは、埼玉県の入間五座のうち二座を擁する北野天神社です。
「北野天神社」は三社合殿総称と言うことで、
「物部天神社(櫛玉鐃速日命)」
「國渭地祇神社(八千矛神)」
「天満天神社(菅原道真公)」が、合殿で祀られています。
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「物部天神社」と「國渭地祇神社」が延喜式内社とのことです。
どうやら「物部天神社」が一番歴史が古いようで、
のちに遷座や勧請が続き、合祀やら境内摂社ができたようです。

私は、西参道脇の駐車スペースを利用しまして、
そのまま境内に入らせていただき、まずは手水舎にてお清めです。

次に拝殿前へ進み、神恩感謝の気持ちをもって二拝二拍手一拝。

境内は広く、少し離れた南東の方角に社務所があり、
そちらで御朱印をお願いします。
総称「北野天神社」の御朱印と、
三社の正式名称の御朱印とふた通りがございましたが、
私は総称の方でお願いしました。

そして、墨と印を入れていただく間に、
御本殿まわりを軽く一巡しました。

珍しいなぁと思った摂社は、小手指神社や文子天神社など。
また、境内の木々は風致保安林に指定されていて、緑ゆたかです。

拝殿前にある大きな桜はソメイヨシノらしく、
私が訪れた時は見頃を過ぎて、半分は散っていました。
ソメイヨシノのさらに南側に「尊桜」の立て札があり、
永年にわたり手入れされている桜は、
ヤマトタケルがお手植えし、4度目のひこばえと伝わる御神木です。
そして、この尊桜の脇で八重に咲く薄みどり色の桜は満開でした。
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あと調べでは、たぶん・・・鬱金桜でしょうか?
きっと日本酒でも有名な「黄桜」の仲間でしょうね。

私は一旦、社務所へ戻り、めでたく御朱印を拝受します。

次は南側の表参道を通って、境内の外まで出てみます。
ふり返ると、社標に県社北野天神社とありました。
鳥居といくつかの階段が続く表参道は、
木々に囲まれ、神社らしい静謐さがありました。
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私はいま一度、表参道から拝殿へと進み、
改めて拝殿をじっくりと眺めていると、
「こてまる」というキャラクターとその説明書きに気づきます。

国木田独歩の代表作「武蔵野」に、
小手指ヶ原古戦場の描写があることは知っていました。
南北朝時代に、新田義貞軍が鎌倉幕府へ攻め入った時の戦場です。
その縁から、新田家の紋が「こてまる」の胸にありました。

また「小手指」の地名そのものが、東征時のヤマトタケルが、
戦勝祈願でこの地を訪れて“篭手を翳した”ことらしく、
「こてまる」も小手をかざしているようです。

なんともまぁ、欲張りに歴史をリスペクトした、
微笑ましいキャラクターだと思いました。
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人が多い場所とはいえない郊外の神社ですが、
その歴史と御由緒は、とても興味深いものがありました。

実家に程近い場所にありながら、
この歳になるまで、知らなかったことが惜しまれ、
ようやくの縁に恵まれたことに、有り難く思うのでした。


# by ambitious-n700 | 2019-04-19 12:25 | 神社仏閣 | Comments(0)