晴れやかなる四十路へ!

「余命10年」読了


小坂流加著「余命10年」読了しました。

名を聞いたことがなかった作家さんですが、
それもそのはず、刊行前に他界していらっしゃるようです。

進行の遅い不治の病を患った若い女性の想いが描かれていて、
一応フィクションではありますが、
自分の身に起きた出来事を、作品に投影したことは容易に想像できます。
ところどころ章の最後に字体を換えて記されている言葉は、
そのままに作者の偽りのない心情と、私は捉えました。

ストーリーの根幹は、女性ならではの友人関係や恋愛模様の心情です。

私も切ない恋愛小説を好む傾向があって、それなりに読んでいますが、
この作品では、私は・・・あぁー女性らしい思考だなぁ~っと感じ、
女流作家さんは女性ならではの矛盾が顕われるのかも知れないと思いました。

ネタバレになりかねませんが、既知の人が結婚をすると知って、
自分が結婚できずにいると、それを妬む気持ちが湧くことがあるとは思います。
しかし、その人との関係性によって、
妬むことなく一緒に喜べる場合があるようなのです。

もう私にはわかりません。

反するふたつの気持ちを同時に抱えるならまだしも、
あの人の結婚は喜べるが、この人の結婚は喜べないって、
女性らしい思考のような気がしてならないのです。

男性代表と言うのもおこがましいですが、
私は、親しい友人であろうと、親しくない知人であろうと、
どちらであろうと、ぜひとも頑張って・・・ご多幸を祈る・・・と軽い祝意を抱くまでです。
なぜなら、結婚して営む家庭生活は思うより大変だし、
私にはどうにもできない問題ですから、どこか冷めているのかもしれません。

村田沙耶香さんの作品でも感じたのですが、
「とりあえず」「その場だけ」の流すような会話をしておいて、
腹の中に負の感情を押し隠す描写は、気分の良いものでなく目を背けたくなりました。
一種の処世術かもしれませんが、私はめんどくさくて、とてもできません。

映画「素敵なダイナマイトスキャンダル」でも、
「とりあえず」「その場だけ」を取り繕う行為はありましたけれども、
良いか悪いかはともかくとして、男性のそれは負の感情すら抱えていない、
楽観的で単純なもののような気がするのです。

また、女流作家さんの作品では、女性ならではの負の感情も描かれますが、
恋愛対象である男性の負の面はあまり描かれないように感じました。まぁ憧れですからね。

そして逆も然りで、男性作家さんの恋愛小説は、男性の情けない一面も描かれますが、
総じて理想の女性像が描かれている気がしたのです。
あぁ~だから、男性作家さんの恋愛小説の方が、
私は気持ちよく読めるのかぁ~っと、妙に納得してしまいました。

偏見のような男性論女性論になってしまいましたが、
私の女性観に一石を投じ、なおかつ、内容的にはやるせなく悲しい作品なのでございました。

先日、たまたま通りかかった出版の文芸社前で出会ったポスター。
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追記

「余命を知って大切に生きるか」or「余命を知らずに安穏に生きるか」

きっと、この二択ではなくて、

「余命を知らずとも、日々を大切に生きる」ことが肝要と思うのでありました。


まーそうはいっても・・・怠惰の虫がカオを出す・・・



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# by ambitious-n700 | 2018-04-22 11:15 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

『新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」アウトロー俳句』読了


『新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」アウトロー俳句』を拝読しました。
北大路翼氏が家元、屍派の俳句集です。
歌舞伎町を拠点にしていて、ざらついた心を詠んでいます。

俳句といえば花鳥風月を詠み、
その季節を感じて楽しむものと思っていましたが、
そこに、美とも醜とも云える人間臭さや悲哀を捻じ込んであります。

目新しい切り口と感じるのは、繁華街である歌舞伎町にいる人は、
きっとその多くが、いままで俳句を詠まなかったからでしょうか!?
まぁ私も、めったに詠むことはないのですけれども・・・

ストレスを発散させる場でもある繁華街ですから、
深いことを考えたくもないのは、わかる気がします。

しかしながら、そのストレスがモヤモヤした掴み所のないものであったなら、
句を読むことで、自身を冷静になって見直すことができるのかもしれませんね。
さらに、できた句を笑い飛ばせれば、
酒に逃げるより、良いデトックス効果があるかもしれないなーと思いました。


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# by ambitious-n700 | 2018-04-21 10:43 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』鑑賞

映画『素敵なダイナマイトスキャンダル』鑑賞。

休みの日に、歯医者で親不知を抜いた後、
頬を痺れさせながら、映画館にて鑑賞して来ました。

エロ本界の第一人者、末井昭氏の半生を描いています。

幼少期に母親をダイナマイト心中で亡くしてから、独りだちするまで、
その苦労を苦労と思わせないような破天荒ぶりが見所でしょうか?

もっとエグイ表現があるのかと覚悟をしていたのですが、
思ったよりも、すんなりと鑑賞できました。

記憶に残ったのは、前田敦子さんのキスシーンやら、
尾野真千子さんの自傷性を含んだ卑猥な表情とか・・・かな?
男の役者さんでは、主人公を演じた柄本佑さんからして、
つかみ所がない感じが良かったと思います。

しかし、演技は良いとは思うのですが、
登場人物には、総じて思いやりに欠けるような印象を受けました。
愛し方がわからない、愛情のかけ方がわからない・・・とでも言いましょうか?
それでも、その身に寂寥感とエロだけは残り、
ある種の不器用な人間関係しか築けない、もどかしさを感じたのです。

幼いときに、しっかりと愛情を受けないと、
愛情のかけ方も、うまく身につかないのかも知れません・・・!?

そして『とりあえず』や『その場だけ』を繋いで行きぬく様は、
たくましくもあり、哀しくもあります。
将来や夢を描く余裕がないと言えばそれまでですが、
相手のことを慮る事を棚上げしてしまいますと、
騙すことに抵抗がなくなったり、都合が悪くなると逃げてみたり、
トラブルも増えるのではないのかなぁ~と思いました。

まぁ、同じような体験をしたいとは思いませんが、
数々の出来事を悲観的になることなく切り抜けるたくましさに、
自分には無いものを感じる映画ではありました。

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# by ambitious-n700 | 2018-04-20 17:31 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

神社巡礼の記録36(四ツ谷:須賀神社)


この度は映画「君の名は」聖地巡礼です。
須賀神社へ参詣して来ました。
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四ツ谷駅より徒歩10分程らしいです。
けれども私は方向だけを頼りに、迷いながらだったのでもう少しかかりました。
住宅街を抜けて、神社の南側、本殿の脇から境内に入りました。

稲荷社、三十六歌仙絵などを眺めながら、手水舎へ。
お清めを済ましてから、まずは本殿にて神恩感謝のお参りをしました。

さて、御朱印を授かろうと見渡すと、
賽銭箱の奥の棚にお守りとインターホンが目に入り、
御朱印は社務所まで・・・と記されておりました。

本殿は西を背に東向きに建てられており、
南側が私が入ってきた参道、北側に社務所がございました。
社務所でめでたく御朱印(書置き)を授かります。

そして、境内社の大国主命と稲荷社へご挨拶をして、
あの映画のシーンで出てきた階段を探します。
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本殿東側の表参道を戻るように神楽殿、鳥居と出ると、
小さな公園があり、その先に数名の人影が見えました。
近寄って見ると、まさにその階段がございました。

私もご多分にもれず、その風景を撮ったのですけれども・・・
みなさま、スマホ片手にシャッターを押していましたね。
一年以上前のロードショーでブームも落ち着いていましたから、
はるばる遠方から訪れたと思われる外国の方が多かったです。
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私はそのまま階段をトボトボ降りて、須賀神社の参詣を終えました。

当たり前ですが・・・運命的な出会いもなく・・・
誰とも、すれ違いませんでした・・・

このロケーションを切り取る監督のセンスは凄いと思いますが、
偶然にすれ違うことは、どうにも考えづらい場所だと思います。
近所に住むか用事がなければ、まず通らないような路地に思えました。

また、この記事を纏めるにあたって、あと調べで知ったことですが、
近くに服部半蔵の墓所と四谷怪談にゆかりの神社があるそうです。

どうせなら、もっとよく調べてから行けば良かったなーと思ったのでした。

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# by ambitious-n700 | 2018-04-13 16:14 | 神社仏閣 | Comments(0)

文スト特典小説「太宰、中也、十五歳」読了


先日、映画「文豪ストレイドッグス DEAD APPLE」を見た時に、
特典としてもらった小説を読み終えました。

感想として、文ストは映像の方がいいね、と感じました。
アクションシーンを描写するって難しいのですな。

特典で無料配布ですから、紙質の文句まで言いたくありません。
けれども、字の大きさが小さかったです。
ちょっと読みにくいなーと思っていたら、
アクションシーンの描写で、私はテンポ良く読み進められず、
間延びしてしまって、寝落ちしそうになってしまいました。

また、細かい丁寧な描写だと情景は理解できるのですが、
アクションシーンの描写については、
楽しく読ませるために、簡潔さとテンポも大切な要素かと思いました。

内容的には・・・ふむ、中原中也って・・・小林秀雄・・・と、
女性関係でトラブッた程度の前知識しかなかったのですが、
改めて調べてみると、なかなかどうして、困った人だったようですね。

その詩のセンスを生む繊細さと粗暴さに、
自らを御し切れなかったのかも・・・と思わせますな。

中原中也は享年30。
太宰治にいたっては、入水心中での死体発見が39歳の誕生日らしいです。

私は四十路をこえて・・・はてさて、何を残せているのだろう・・・ははは。


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# by ambitious-n700 | 2018-04-08 11:20 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

漫画『君たちはどう生きるか』読了!


漫画『君たちはどう生きるか』読了しました。
ベストセラーになっている吉野源三郎著作の漫画版です。
漫画は羽賀翔一さんですね。

とても良い本です。
なんでもっと早くに出会えなかったのだろうとの思いを抱きました。
個人主義やら貧困やら歴史やらを通して、
社会の捉え方と抱える矛盾をそのままに伝え、自我の形成を導きます。

私も、子の親として、育児をしながら感じ得た大切なことが、
ポンッと一冊に詰まってました。
長い時間と経験をつんで、ようやくわかってきた事柄だけに、
ちょっと悔しいくらいです。

社会と個人との関係性にも、当然に触れるわけですが、
以前に読んだアドラーの本とは違って、
子に語りかけるような親心が全編に込められています。
社会的な問題や矛盾も、強引に解明しようとせず、
ありのままを伝えていることが、また良かったと思います。

そのうえで、どう生きるか?

自分で考え、自分で行動する、
また、悩んで仕方が無いことは・・・悩まず覚悟を決めて・・・歩みを進める・・・

シンプルなことなのだけれども、
見失いがちのことのような気がしました。

思春期に読んで価値があり、親世代が読んでも価値がある、
普遍的で良い本だなぁーと素直に感心しました。


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# by ambitious-n700 | 2018-04-01 13:48 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

皇居乾通り一般公開2018春


数年前より春と秋に皇居乾通りの一般公開が行われています。
秋に東御苑を訪れたことはありますが、
この度、ようやく機会を見つけて行ってきました。
生まれて初めての乾通りでございます。

私は地下鉄桜田門の駅より、
桜田門→坂下門→乾通り→乾門と廻ってきました。

おそらく皇宮警察の方々でしょうが、いたる所で警備をされていましたね。
そして、普段は公開されていない乾通りに入る手前では、
手荷物検査と身体検査をしていました。

私も当然に検査を受けたわけですが、日頃そんな経験がないものだから、
高揚感とも緊張感ともいえる感情があったような気がします。

めでたく検査を済ませ、坂下門をくぐり乾通りへと入ります。
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蓮池濠から富士見櫓、富士見多聞、そして、道灌濠。
道灌濠は、都心において武蔵野の面影を残す場所で、
紅葉の時期もその魅力を放つそうです。

桜の絢爛さだけを見るならば、
千鳥ヶ淵の方が、木々も立派で迫力はあるかもしれません。
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ですが、里山の風景と言いましょうか?
人が施す手入れと多様な自然が織り成す調和が、そこにありました。
都心のど真ん中で、自然らしさを大切にしていることが伝わってきます。

乾門を抜けて、千鳥ヶ淵をひと回りして、私は九段下より帰路に着きました。

千鳥ヶ淵の桜は確かに立派ですが、人混みも半端ありませんでした。
それならば、ボートを利用してお濠へ漕ぎ出し、
大きな桜の絢爛さを近くで感じたくもなりますが、
ボートに乗るまでが大変で、すでに、ながーいながーい列ができていました。
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それは、忍耐と計画性のある者のみができる贅沢な花見のようでした。


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# by ambitious-n700 | 2018-03-30 14:18 | 時事 | Comments(0)

オトナヘノベル「家族コンプレックス」「リア友トラブル」読了


ティーンエイジの悩みを題材にしたオトナヘノベルシリーズ、
この度、また二冊を読了しました。

まずは「家族コンプレックス」。
親の干渉、兄弟姉妹の存在に思い悩む姿が描かれております。
次に「リア友トラブル」。
仲間意識からの呪縛や友人同士のすれ違いが描かれておりました。

どちらも10代にありがちな問題かもしれないなーと思います。
その原因となるものは何かと考えましたが、
それは、他者の視線と自我の弱さではなかろうかと思いました。

自我が弱いままですと、
親だろうが友だろうが他者が出す意見に流されている方が楽ですし、
それで問題が起こらなければ、居心地がよいのかもしれません。

しかしながら、複数の意見に流されて板ばさみになってしまうと、
否が応でも、自らの立場を選ばなければなりません。

ティーンエイジの思春期とは、
小学校を卒業して、ある程度の論理的思考が身についてきた年頃で、
なおかつ「やさしさ」という他者の立場を慮る行為を否定しづらい、
純朴さを持っていることが多いでしょう。

そうすると、頭の回転が速く、性根が優しい人ほど、
八方美人の八方塞りで、悩みがどんどん深くなってしまうのかもしれません。

なんとか丸く収めようと最適解を求めるわけですが、
何が正しくて、何が間違いかなんて、絶対的な答えがない問題ですから、
自問自答して、個性なり自我なりを形成するのでしょうね。


歳を重ねてしまった私なんぞは、ひと通りの選択肢をあげてみれば、
正しくなくとも?自分らしい選択肢が、何となく見えて来ます。
それでも一応ぐだぐだと・・・先人たちの知恵を求めたり、
状況の変化を待ったりはしますが、いくら考えても新しい選択肢が出てこなければ、
どうしようもないものは、どうしようもないのだと、諦めてしまいます。

年老いて、悩み続けるエネルギーが無いだけとも、言えるわけですがぁ・・・


まー、いずれの短編も明るい結末で締められているので読後感も良いです。
現役ティーンエイジにも、もちろんおススメですが、
大人でも飽きずに読める、思春期の心の揺らぎを味わえる本でございました。


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# by ambitious-n700 | 2018-03-27 14:10 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)

春彼岸2018


お彼岸の中日に墓参に行きました。
私の実家と嫁の実家の菩提寺は、どちらも都内にあり、
うまく移動すれば1日で両家の墓参ができる立地です。
そして、今年は桜の開花は迎えていたものの、
みぞれ混じりの雨が降って花冷えの様相でした。
また、来年受験を控える我が子には、午前中に対策講座があり、
その講座が済む時間を見計らって、私たちがお迎えに行き、
すぐに移動できるように、今回は自動車での移動を選択したのです。

予定通り午後1時前には我が子と合流をして、
まずは昼食を摂ってから墓参に向かおうと、
目当てのレストランが入るショッピングモールへ向かいます。

我が家は、外食が多いとはいえ、
家族三人で外食をすれば、家計にはそれなりの負担となります。
そこで、先日郵送されてきた株主優待券の使えるファミレスへ、
この機会に行こうと思っていたのです。

ところが雨の祝日、ショッピングモールの駐車場はすでに満車で、
自走式の立体駐車場の進入路には、車列ができていました。
Uターンをする場所もなく?逃げるに逃げられず、
20分程の順番待ちをして、なんとか駐車をして、
ようやくレストランに辿り着けば、こちらも混雑していて60分待ちでした。

おうぅっっ!なんてこったです!

空腹に耐え14時過ぎにレストランのテーブルに着き、
日が暮れてしまわぬかと急く気持ちを抱えながら、昼食を摂りました。

そこのショッピングモールの駐車場って、
ご利用客には2時間無料の駐車サービスがあったのですが、
レストランで60分待ちを強いられては、どうなのでしょうね!?

半ば諦めて延長の駐車料金を覚悟していたのですが、なんと精算機を通してみたら、
ぴったり2時間?(13:09入場)→(15:09退場)で料金を支払わずに済みました。
運が良いのか悪いのか?よくわからないままに、
その後、両家の菩提寺に回って墓参を終えたのが、17時過ぎだったでしょうか!?

なんとか日が暮れる前で良かったのですが、
雨の中でしたし、墓そうじ等は丁寧にできませんでしたね。


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# by ambitious-n700 | 2018-03-24 10:28 | ぼやき | Comments(0)

「世界から猫が消えたなら」読了※ネタバレ危険※

「世界から猫が消えたなら」読了しました。

東宝社員の映画プロデューサーで作家さん、
稀代のヒットメーカーと噂の川村元気さんの作品です。
映画化にもなっているそうです。

ファンタジーですが納得の出来映えです。構成と展開が巧みです。
作者は多くの映画を見ているのでしょうね、
そこかしこに普遍性のある哲学的な言葉が散りばめられています。

消えること、失うことで、大切さを再認識できる物語です。

命の大切さを諭す死神、健康の大切さを諭す疫病神、
お金の大切さを諭す貧乏神・・・などの荒神的なアプローチと似てますね。

まず電話(≒通信)について、現在のSNS全盛時代になっては、
「恋人との長電話」の経験者は減ったのだろうなぁ~と思いました。

会話の最後に、どちらかが受話器を置く、通話を切る・・・
相手が切ってくれるまで、受話器から耳を離せない、
そんなどうしようもない躊躇いを今の若者は経験しないのかもしれません!?

時間については、
アダム・フランク著「時間と宇宙のすべて」と荻原浩著「時のない時計」を想起して、
猫については、東良美季著「猫の神様」を想起しました。

映画については、私はそこそこ観る程度なので思い入れが深くないですが、
映画作品も先人たちの叡智であり、人類の財産となっているのでしょうね。

全体を通して良い作品で心を揺さぶられましたが、最後まで読んだところで、
作者と私は違う死生観だなぁ~と感じて、なんだかちょっと悔しさもありました。

そして、作者は・・・もしかして独身かな?と邪推しました。
2012年の作品だから、もし今は結婚してても、
これは独身時代の作品かな?と邪推しました。

主人公は独身のままでしたから問題ないのですけれど、
読者として欲を言えば、親心のエッセンスが・・・
愛情をかけ続けることの大切さや、
愛情をかけ続けることができる有り難さについて、
もっと感じることができたら、もっともっと良かった気がします。

まぁ、そこは私の欲張りすぎだとは思いますが、
なかなか出会えない名作には違いないです。


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# by ambitious-n700 | 2018-03-18 17:24 | 漫画・TV・映画等 | Comments(0)